KIRIN BEER SALON 第三期、SPECIAL SESSION での 乾杯 ~ day 940 (2022.02.06)
「1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます…が、不測の事態 での、企画変更を経て、再びビール日記をリスタートしてます。
940日目。これまでのログは → こちら
キリンビール が 主催する、” KIRIN BEER SALON ” 。
「これからのビールを考える」というテーマを掲げ、ビールの面白さを知り、ビール好きな仲間と出会う場としてスタート
ということで、2019年に始まったこの企画。
ワタシ自身は、2020〜21年の第二期に参加させていただいて、ビールについてとてもたくさんの学びと、多くの同志を得ることができました。
その第三期。
この日は4回目のセッション。
第一期から共通する、遠野の ” Brew Good ” 代表の 田村淳一 さんをお招きする会、ということで、第一期&第二期のメンバーにもお声がけをいただけたので、なんの遠慮もなくオンライン参加してきました。
( ※タイトル画は、セッション中のスクショです )
” #4.地域とビール~つなぐビール~ ” というテーマで、もうおひとり、岩手の ベアレン醸造所 の専務、嶌田洋一 さんをお招きしてのセッション。
個人的には、久方ぶりにビールについてのいろいろなインプットを得た、貴重な時間でした。
セッションの前に届いていたビールは上掲の通り。
田村さんのセレクトは、遠野醸造の ” THANKS SAISON ” と、ポートランドの ” ZOIGL-IPA( ゾイグル IPA ) ” 。
嶌田さんのセレクトは、ベアレンの ” ベアレンクラシック ” と、ベルギーの ” Duchesse de Bourgougne( ドゥシャス デ ブルゴーニュ )” 。
それぞれ、乾杯用の自社ビールと、自身が影響を受けたビールというセレクション。
これらのビールについては、ここでは端折りますけど、影響を受けたビールのセレクションがかなりユニークでした。自分だったらなんだろう?
この日のセッション全体の大きなテーマとしては、ローカリティ。地元。
共通するところは、うちのビールをおいしく呑みたかったら、ここまでおいで、という姿勢。
それは高飛車ではなく、地元を大切にするというスタンスから。
片や、ホップというビールに欠かせない副原料を作っている産地の醸造所。片や、クラフトビール文化のなかった土地に、地ビール=地元のビールとして、自分たちのビール という価値を根付かせた醸造所。
ベアレンさんの岩手県内への出荷が、全体の6割強という数字には、かなり驚きました。
自分自身が有志とともに、” 京都産のクラフトビールを、地元京都の人に呑んでもらいたい ” という クラフトビール部 活動をやってるので、それぞれの立場でのお話が大いに参考になります。
” 場 ” を設けて、地道にいろんな打ち手をやっていくことが大切。それを心がけたいな、と。
ちょっといま温めている企劃があるので、もう少ししたらみなさんにオープンにして、ご意見をうかがってみたいと思います。
上掲の写真、茶色の袋に入っているのは、両者からのシークレットビール。これらについては後日、レビューしますのでおたのしみに。
ごちそうさま。