SORACHI ACE で乾杯。 ~ day 549 (2021.01.11)
「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを記事にしてます。
549日目。
これまでのログは → こちら
NYK のカルチャーの発信地、ブルックリン を拠点にして 1988年に誕生した、” Brooklyn Brewery ” 。
いまに繋がるクラフトビール文化の礎となった醸造所、と言っても過言ではない存在かと。
その伝説の醸造所が、価値を再発見してくれた北海道原産のホップがあります。それが「 SORACHI ACE 」。
サッポロビール が開発して、1984年にリリースされたホップ。その斬新な特徴が日本のメジャーの商品開発のニーズとは合わなかったために、一旦はお蔵入り。その後、米国に渡って、これまでにない特徴が評価を受けることになります。
そのホップを使って、そのまま「 SORACHI ACE 」というビールです。
このラベルのまま、ぜひトランプにしてほしい、笑
キレイなゴールド。華やかで、フローラルな香り。さわやかな苦みは、かすかに樹液感に、牧草のような風合い。フィトンチッド的な?
SORACHI ACE が元来持っているユニークな特徴が、しっかりと活かされているビールです。
SORACHI ACE の産みの親は サッポロビール。そしてこの Blooklyn Brewery は、キリンビールと資本提携している醸造所。
本来、競合という立ち位置のこの2社が、ひとつのホップがきっかけに繋がっているところが、なかなかおもしろい展開かな、と。
そのあたりのストーリーはこちらに。
こういう、原材料の R&D ということになると、クラフトブルワリーの手には追えないと思うので、メジャーの面目躍如、というところかと思います。
サッポロビールの SORACHI 1984 を呑んだ時の記事はこちらです。
ごちそうさま。
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