LONG ROOT PALE ALE で乾杯。 ~ day 488 （2020.11.11）
「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを記事にしてます。
488日目。
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アウトドアのアパレルブランドの パタゴニア から、ビール です。
” パタゴニアプロビジョンズ ” という、大雑把に言うと、持続可能な方法で健やかな食品を調達するというプロジェクト。
そこから産まれたアイテムのひとつ。
「 LONG ROOT 」という名前は、このビールに使われている ” カーンザ ” という多年生の穀物の特徴から。
缶の側面に描かれているイラストの通り（タイトル画）、根っこ（ROOT）の長さがなんと12ft（3.5m超）にもなります。
カーンザは何年も成長できる「多年生」。環境再生型農業にとってまさに理想的な穀物です。長い根と何年にも渡って育ち続けるという特長を持つため、畑を耕したり農薬を使ったりせずに育てることができるのです。さらに、従来の小麦に比べて成長に必要とする水の量が少なく、土壌の浸食を防ぎ、一年生穀物よりも多くの二酸化炭素を土壌に閉じ込めてくれます。そして期せずして、おいしいビールができることもわかりました。
カーンザ は、すでにパスタ、ピザ、パン、そしてシリアルとして商品化されているそうですが、それをビールに使ったのが パタゴニア。なぜなら、” 折にふれて、おいしいビールを楽しんでいるから ” 笑
少し赤みがかったゴールドカラー。柑橘系のしっかりした香り。香ばしいモルトの風味。ミックスジュースっぽさもありながら、すっきりとした後口。好みの造りです。
パタゴニアは、IKEUCHI ORGANIC にとって「環境問題に積極的に取り組む先輩企業」。そのあたりのつながりはこちらの記事を。このビールについても語られています。
ぜひ読んでみてください。
ごちそうさま。
追記：
当時支社長だった辻井さんは、2019年にパタゴニアを退社。さまざまな活動をされている中で、長崎の 石木ダム の問題に取り組まれています。詳しくはこちらの投稿を。
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