不登校最多を更新!02
2022年の不登校小・中学生が30万人に達し、過去5年で倍増し、最多を更新した。
増加の主因は「コロナ禍」でのストレスや学校行事の減少、そして「いじめの低年齢化」。
低年齢化した理由に「子どもの多忙さ」がある。
学校が終わって、習いごと、宿題、塾などに追われ、子どもは休む暇も遊ぶ暇もなく、ストレスがたまり続ける。
コントロールできないほど無気力になったり、攻撃的になっていじめが起きたりもする。
一方で、「不登校になったら無理せずに休もう」との考えが浸透し、無理解に苦しむ状況も変わりつつある。
国は無理に学校へ戻す方針ではなく、不登校に対して共感的理解と受容の姿勢を重要視。
不登校児童生徒に対する支援や理解が進む一方で、一部で「不登校は子どものわがまま」との発言に対する無理解も存在する。
現在も不登校への理解と対応には工夫が求められている。