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5、6月は要注意!小学生の交通事故多発

相次ぐ子ども巻き込まれる交通事故

 全国で子どもが巻き込まれる交通事故が相次いでいます。特に5月と6月は、小学生以下の死傷事故が一年の中でも多いとされる時期です。歩行者、ドライバーともに注意が必要です。

相次ぐ悲劇的な事故

 今月16日、札幌市豊平区で登校中の小学4年生の男子児童がワゴン車にはねられ、死亡しました。また、13日には浜松市浜名区で小学4年生の女子児童がごみ収集車にはねられて死亡。2月には静岡県焼津市で下校中の小学生4人が車にはねられる事故も発生しました。これらの事故は全て横断歩道上で起きています。

事故が多い時間帯と原因分析

 警察庁のまとめによると、過去5年間で5月と6月に最も多くの小学生以下の子どもが交通事故に巻き込まれています。特に午後3時から5時の間に事故が多発しており、下校時間と重なっています。ジャーナリストの柳原三佳さんは「新学年が始まり、行動範囲が広がる時期であるため、事故が増える」と分析しています。

注意喚起と対策

 柳原さんは「事故の多くはドライバーの責任であり、特に横断歩道での事故は看過できない」と指摘します。ドライバーは登下校時間帯にスクールゾーンを避けるなどの慎重さが求められます。また、保護者に対しても「青信号でも右左折の車に注意し、信号待ちの際は電柱の後ろに立つなどの安全対策を子どもに教えるように」と呼びかけています。

 5月と6月は、特に注意が必要な時期です。全ての関係者が安全意識を高めることが求められています。

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