さきっぽマニア3 〜 銚子エリア
関東屈指のさきっぽ銚子エリアは、3つのさきっぽが競い合うように並ぶ場所。3つもあるので、今日は銚子電鉄にもヤマサ醤油にも嘉平屋にも寄らず、次回以降のツーリングの組み立てのためのさきっぽのレビューだけです。
ただいまの時刻、2023年7月29日(土) 5時40分。成田〜多古〜旭(飯岡)の内陸コースを通って、はじめに向かうのは一番南の長崎鼻。走行中にナビを使わず、道路に掲示してある案内標識を頼りに目的地に向かうのもだいぶ慣れてきました。
長崎鼻は、急な坂に囲まれ道も狭く車どころかバイクでも入りずらい場所。観光地というよりも生活感が強く、今の私にはまだ長居しずらい。
突端まで歩いて行きたかったけど、今日のメインはこの後の2つなので、防潮堤越しに眺めます。昔の小さな漁港から伸びる綺麗な形のさきっぽには照射灯も設置されていて、本当に風情のある場所でした。
今度銚子エリアに来る時には、ここをメインにしてゆっくりしよう。イス、買っちゃおうか。
アア、ホシイモノガアリスギル。
次に向かうのは、今日の目的地の犬吠埼。犬吠埼にはこれまで何度か来ていますが、一人で来るのは初めて。自分が好きなものと一緒に行く人が好きなものが違うことが多い気がする。動物園のナマケモノとか、お寺で並ぶ仏像とか、美術館の小さな絵とか。今日は、他人に気がねなく自分が満足するまで、灯台の上から景色を見ようと思って来ました。
細くて急な坂道を抜けて、海沿いのキレイな道を5分程度進めば、灯台のすぐ近くまでバイクで来れます。朝の早い時間からか車よりバイクの方が多い気がする。みんな写真撮ったり楽しそう。
海。ほとんど景色は変わらないけど、たまに通る船とか磯の波とか、何にも考えずに眺める。
暑くなったら陰になる反対側の駐車場の往来を眺めて体を冷やしてまた海を眺める。ただただ眺める。この景色、良い。
だいぶ長居をさせてもらいましたが、ここは銚子エリアのさきっぽチャンピオン(最東端)ではなく、この後向かう北ヶ浜の北端が最東端らしい。最後に犬吠埼から見える渚の向こう側に向かいます。
ここはいろんな人がアウトドアを楽しめる磯。潮だまりにはカニや小魚。海を眺めるのにはもう満足なので、磯遊びをしている親子や採取をしている人を眺めながら、ここで遅い朝食。
サンダルはまだうちにあるなあ。タイドグラフを見て良い時間のときはサンダル持ってここにこよう。
同じ銚子エリアにありながら、それぞれ特徴のあるさきっぽでした。
さて、もう11時近くになって来たので帰りましょう。帰りは利根川を茨城側から登る道を使うと、景色はともかく信号のほぼない一本道。まっすぐも楽しい。東関東人は直進が好きじゃないと乗り続けられないのかも。赤い橋を渡って神崎の道の駅に寄ろうと思ってたのに通り過ぎてしまった。
汗まみれになって帰ったら、猫がいちばん暑そうな場所で寝てた。なんだもう帰って来たのかと言われた気がした。
Date 2023/7/29
Time 8:11
Mileage 224km
Ave.Speed 28km/h