田舎の敬老会で今後の活動について考え直した
こんにちは、mkです。
先日、地域の敬老会に参加して、思わぬ気づきがありました。田舎の老人の方と話して感じた「価値観の違い」について、お話ししたいと思います。
1. 田舎の現実
私の住む集落は、若者が本当に少ないんです。30代以下なんて、常住者は5,6人程度。その代わり、お年寄りの方が多く住んでいます。
敬老会も、想像していた「世代間交流」とは違って:
- 50-60代の人が70代以上をお祝いする
- 普段から顔を合わせている人たち同士
- 若い世代はほとんどいない
最初は「これって意味があるのかな」と思ってしまいました。でも、参加してみると、新しい発見があったんです。
2. 価値観の違い
例えば、集落にはそれなりの資金があります。私なら「公民館の椅子を新しくしよう」「設備を改善しよう」と提案したくなります。
でも、長年住んでいる方々の反応は:
- 「いらないことにお金を使う必要はない」
- 「今のままでいい」
- 「貯金として持っておけばいい」
これって、私たち若い世代と、全く違う価値観なんです。
若者の感覚だと:
- もっと良くしていきたい
- 発展させたい
- 成功を目指したい
でも、ここに住む人たちは:
- 今の暮らしを維持できればいい
- 急激な変化は望まない
- 都会化や発展よりも、安定を求める
3. 新しい気づき
この発見は、自分の価値観を見直すきっかけになりました。
「コーヒー豆販売で成功したい」「会社を辞めて独立したい」...そんな思いで頑張ってきましたが、それって「偏った成功」の価値観かもしれません。
敬老会で出会った方々は、SNSも知らないし、仮想通貨なんて持ってないでしょう。でも幸せそうに暮らしている。
つまり:
- 成功には様々な形がある
- 発展だけが正解じゃない
- 今の暮らしを大切にする考え方も素晴らしい
まとめ
敬老会自体は正直、面倒な仕事でした。でも、参加して本当に良かった。
世代も環境も違う人たちと交流することで、自分の価値観を相対化できる。「成功」の新しい定義に気づけたような気がします。
これからも、コーヒー豆販売は頑張っていきます。でも、「成功」だけを追いかけるんじゃなく、自分らしい道を見つけていきたいなと思い直しました。
田舎暮らしならではの気づきを大切にしながら、バランスの取れた生活を目指していきたいと思います。
ではまた。