副業5年目の気づき:「会社って実はすごい」と思った3つのこと
こんにちは、mkです。
コーヒー豆販売を始めて5年目になり最近、ふと気づいたことがあります。以前は会社に不満ばかり持っていた僕が、副業を始めてから「実は会社ってすごいな」と思うようになったんです。
今回は、経営者目線を持つようになって気づいた「会社の偉大さ」について、お話ししたいと思います。
土日休みを実現している凄さ
副業を始めて初めて気づきました。「土日休み」って、実は驚くべき仕組みなんです。
僕の場合、コーヒー豆の販売は:
- 休日も作業が必要
- 注文があれば土日関係なく対応
- 労働時間の概念すらあいまい
- 休むと即売上に影響
一方、会社は:
- 土日を完全休みに
- 労働基準法もしっかり遵守
- その上で安定した利益を創出
- 従業員の生活リズムも確保
「当たり前」だと思っていた週休二日制。でも、経営側に立ってみると、これを実現するのがいかに大変かが分かります。売上機会を逃しながらも、制度として確立させているんですから。
安定した給与支払いの偉大さ
自分でビジネスを始めてから痛感したのが、「給料を払う」ということの重み。
僕のコーヒー豆販売の現状:
- 毎月の利益は変動が大きい
- ほとんどが次の仕入れや設備投資に
- 自分への給与支払いすら難しい
- 利益が出ても次の投資に回す必要あり
一方、会社は:
- 毎月決まった給与を支払い
- ボーナスまで支給
- 社会保険も完備
- これらを何十年も継続
「給料がもらえて当たり前」と思っていた価値観が、すっかり変わりました。安定した収益を上げ続けることの難しさを知った今、月々の給与支払いの重みを実感しています。
長期存続の知恵
僕の会社は創業してかなりの年月が経ちます。その間:
- 時代の変化への対応
- 新技術(最近だとAI)の導入検討
- 古い体制と新しい方針の調整
- 世代交代の実現
5年目のコーヒー豆販売を運営している身からすると、この継続の重みが身に染みます。やっと利益が出始めた段階の僕には、まだまだ遠い境地です。
以前は「なんでこんな無駄な作業があるんだ」と思っていた社内の取り組みも、経営者目線で見ると理解できることが増えてきました。
一見、非効率に見える作業でも:
- 将来的な利益につながる可能性
- リスク管理の一環
- 組織の安定性確保
- 社員の成長機会
として機能していることも。
両方の世界を知ることの価値
副業を始めたきっかけは「会社への不満」でした。でも皮肉なことに、副業のおかげで会社の価値を再発見できました。
もちろん、だからといって現状に甘んじるわけではありません。むしろ、会社の仕組みの良いところを学びながら、自分のビジネスに活かしていければと思います。
新年を迎え、副業を考えている方へ。
副業は、単なる収入源としてだけでなく、会社や仕事を見る新しい視点を与えてくれるかもしれません。
では、また。