【Tableau】 表計算について
Tableauが持つ強力な機能、表計算について、いくつかTweetした内容を纏めた備忘録です。
表計算あれこれ
いろいろ絞った結果に対し、最後に、今、見えているものに対し計算をかけていくイメージ。
クエリパイプラインでは
Table Calc, Table Calc Filters ともにクエリパイプラインでは、ほぼほぼ一番下。
(それよりさらに下には「傾向線」「リファレンスライン」のみ。ここは描画しきってから最後にラインを引く(お化粧する)イメージで捉えている)

「表計算の編集」 で指定できること
簡易表計算 > 前年比成長率 で作ったものも、編集から確認すると、基準から好きななところを基準に取れる。
「表計算の編集」で「差の割合」を見ている。
— miki (@mkmkipy) January 16, 2023
ひとつ前([前の])だけじゃなくて、「基準」から好きなところを基準に取れる。
「次を使用して計算」で「特定のディメンション」にすると、「2013」といった具体的なディメンションの値も指定可能。 #DATASaberBridge #1日1Tableau pic.twitter.com/qHUG6aUY2A
簡易表計算
簡易表計算 > 前年比成長率 が、グレーアウトされているときは、「年(不連続)」のフィールドが入ってるかを確認すること。
[ 前年比成長率 ] がグレーアウトされてて困ってる
— miki (@mkmkipy) January 27, 2023
→ 「不連続の年」が必要、と教わる。
※よく使う便利機能として用意してくれてるけど、実態は「差の割合」を、「実行レベルを 年(前のを基準に)」で表計算するもの、だから不連続の年が必要(3枚目)、と理解。#DATASaberBridge #1日1Tableau pic.twitter.com/GwPLhBiW5X
ヘルプには以下のような記載。
簡易表計算と表計算の相違点
簡易表計算とは、Tableau のビジュアライゼーションに簡単に適用できる表計算です。選択した計算タイプで最も一般的な設定でビジュアライゼーションに適用されるため、分析を続行することができます。従来の表計算でも同じ設定を適用できますが、手動で適用する必要があります。
他には、簡易表計算 や 表計算 で気になったところでは、
簡易表計算 で 累計 や 移動平均 を選択した場合は、
「表計算の編集」を開き、「セカンダリ計算の追加」をチェック すると、
右側にセカンダリ計算タイプが現れ、さらに計算をさせることが出来る。

表計算とフィルターを組み合わせたい
Dynamic Hide と呼ばれる古くからある方法で。「LOOKUP(MIN(XXX),0」で実装する。
表計算してるが関係するところでフィルターしたい(例:対前年比を出してるが一部の年だけ見たい)
— miki (@mkmkipy) January 28, 2023
→ 単純に「年」をフィルターに入れてしまうと、データが除外されて表計算崩れるのでダメ
→ [ Dynamic Hide ] を使う
(=「LOOKUP(MIN(XXX),0) 」で実装する)#DATASaberBridge #1日1Tableau pic.twitter.com/pidxKkXKjR
参考
Tableau の操作の順序(クエリパイプライン)