舵を取るのは
遠くに見える大きな入道雲が気持ちよくて
気持ちいいを詰め込んだと言っていた音楽をかける。
降る坂道は渋滞中だ。
楽しいと感じる時間があると
寂しいと感じる時間が強くなるのは
割とみんなそうだと思うのだけれど
寂しいとか苦しいとか
口に出していいものなのか
どうなのかは悩ましく
紛らわすためにお酒を飲み、薬を飲んで、よく眠る。
見つけた古傷で自分の昔を振り返って
あの頃のワタシになんと声をかけるべきなのだろう
あの頃のワタシから何が変わったのだろう。
別に心配されたくてしてたわけじゃないんだよ
タバコと一緒、ただの不安解消剤。
したことあるって言えなかった。
そして好きだとも言えない。
シンプルなはずなのにシンプルが故に難しい。
ビールと音楽で
踊ることや酔っ払っうことに集中できた週末に
キミという存在が近くに見えると
どうしても気持ちが抑えられなくて
好きだと感じてしまう。
あぁよくないんだ。
頭ではわかってても感情が追いつかない。
一緒に観た映画も一緒につついた鍋も
温かかったベットも先週の話なんだ。
ほんとの本当は
キミといたくて
キミの特別になりたくて
俺のダメなとこもしっかりわかってて欲しい
って言ってくれたこと
もうキミは覚えてもないんだろうな
ダメなとこもしっかりわかってるよ
ちゃんと向かい合って話すつもりだよ
1人の時間が欲しいのに邪魔なんてしないから。
どう進んでいくか舵を取るのはお前次第やろ
舵をなぁ…取れたらなぁ…握るの怖い…
怖くてたまらないのよ 失いたくないから。
目の前で吸ってるタバコも
隣に座ってる人たちと話してる姿も
襟が切ってあるTシャツも
疲れてあくびをしているところも
全てに好きという感情を抱き始めて
本当にどうしていいかわからない夜だった。
好きだと思ってはいけないんだ
と思う期間が長すぎて拗れてる。
遅れてついたライブハウスには
大好きな人たちがいたから
大好きな音楽と糖質カットのビールで
誕生するワタシは酔っ払い。
ジャンジャンロック よかったなぁ
素直によかったよって伝えればよかった。
さぁ また1週間頑張るぞ〜