人は本当につらく悲しいとき、何も語れなくなる
7月の終わり、母が亡くなりました。
突然の別れ。
家族のみでお別れの会で見送り。
いよいよ、これが現実なのだと受け入れざるを得なくなりました。
ちゃんと会いに行っていれば良かった。
もっと連絡すれば良かった。
後悔してもしきれない。
これが夢であって欲しい。
でももうこれは現実で。
悔いても何も変わらない現実。
人は、本当に悲しいと。
気持ちを話せなくなる。
一人で抱えて押し黙る。
モノローグっていうのかな。
夫は静かに。ただただ聞いてくれる。
感謝しかない。
でも、私と同じくらい悲しんでくれる誰かと。
気持ちを共有したいと思ってしまう。
悲しみは人それぞれ。
誰一人、同じ悲しみなんてない。
それがちゃんと理解できた時。
やっと人に話せるのかもしれない。
私の悲しみは、私のもの。
誰のものでもなく、私のもの。