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今を上手く生きてみたいよ、



永遠なんてないから、私たちは永遠を探してしまうんだろうね。


終わらないものを得ようとしたくなる。
はんぶんこしたアイス、おいしいねって言いあったいつかのご飯、夕焼けが綺麗だねと言いあえたあの日、手伝ってと素直に言えてたあの頃。


“これで良かった”と辛いことや苦しいことがあったときには何度も自分の中で唱えて前を向いて生きてきた。唱えるうちに本当にそう思えるようになって、納得できるようになった。それは半ば無理矢理なときもあったけれど、それでもここまで生きてこれたから、わたしなりの乗り越え方だと思う。


エターナル・サンシャインを見た。
記憶再生手術があれば、わたしはいつでも受けたいと、思った。
だって、悲しかったことや苦しかったこと、寂しかったことなんて全部記憶から消して、楽しくて嬉しくてハッピーなことだけで脳みそを埋められたらどれだけ幸せかと何度も思った。


だけど一方でYUIは、
“過ぎてきた日々全部で今のわたしなんだよ”
とわたしに伝えてきた。



脳みそは、否定語を理解できないらしい。
“辛いと思ってはダメだ”と思っていると、脳みそは“辛い”という部分だけを認識して“〜はダメだ”という部分は伝達しないらしい。


だからこそ、ポジティブな言葉を自分自身にかけてあげるべきなんだろう。
“絶対大丈夫、元気出そう”とか“笑えるようにしよう”とか、どんなにしんどい時でも落ち込むことがひと段落したら、自分には前向きな言葉をかけて進んでいくべきなんだと思う。


いつか幸せになるために、生きてるんだって思わなきゃ。
裏返せば今不幸だなんて気付かないで。今もちゃんとそれぞれに幸せだってことを感じて。
涙は報われて、あの日の悲しみは成仏して、ハッピーエンドを迎えるに違いない。
不幸は伏線、ガラスの靴は脱がす為にあるはず。

言えなかったたくさんの言葉は心の中にしまっておこう。
本当に皮肉だけれど、悲しかったものはいつでもとても綺麗だ。


まだまだ朝が寒いけど、季節は確実に変わっていく。こんなところで止まらずにすすんでいこう。
目に見えないウイルスも一つ季節を進めた夏には少しおさまっていることを願って。
花火大会はなくなったかもしれないけれど、2020年の夏は人生で一度しかないから、みんなが大切な人と過ごせますように。



一つ前の記事とこの記事は、わたしの中で特別な想いを込めて文字にしました。

もう二度と君を想うことはなくても、はいいねが25をこえて、とても嬉しい限りです。ありがとうございます。


また、YUIの歌詞を引用した記事にも嬉しいコメントとともにいいねをしてくださり、心から感謝しています。


これからも、たくさん文字にして文章にして、自分の思考や気持ちと向き合っていけたらなと思います。


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