仲良しレス夫婦の妊活記録#4
精液検査のキャンセルが続き、検査の前に診察の日が来ました。
近くのカフェで待っててーとのことなので待機。
採血して触診して終わった模様。
採血はホルモンの値を見るもので、結果は後日。
触診で特に異常はないそう。
精液検査は出来る時にやってね、とのこと。
そしてついに、精液検査を受ける事ができました!
わたしもたまたま診察が入ってる日だったので一緒に行きました。
クリニックについて、精液検査出して、検査結果出るまでわたしが内診で卵子の大きさ確認して、1時間後くらいに結果が出たので2人で診察室へ。
結果、精子を確認できませんでした。
先日のホルモン値の結果も出ていたので、それと合わせて見せてもらいました。
ホルモンの値は全部一応許容範囲内ではあるけど、精子を作るホルモン値とか運動率のホルモン値とかはやはり低め。許容範囲内ギリギリ。
「場合によってはTESE(精巣を切開して精子を取り出す手術)も考えてます」
というのをかれが伝えると
「この先の治療はこのクリニックでは出来ないので、紹介状書くので、ぼくが普段勤めてる病院で進めてみましょう」
という事で紹介状書いてもらいました。
(男性不妊外来は土曜のみ。男性不妊専門のその先生は非常勤で来てるので、常勤先で診ましょうとのこと)
この時に初回診察の予約も取りましたが、全然空きがなくて1ヶ月以上先。笑
もどかしすぎる〜笑
これでタイミングだなんだ言われてもしょうがないので、わたしの担当の先生に相談。
わたし「主人の精子が確認されなかったので、◯◯病院で検査、治療するんです」
先生「こちらの治療ストップしてもいいですけど、今までタイミング取れてるなら続けてもいいですよ?」
わたし「いや、取れてません」
先生「あ〜…じゃあ、旦那さんの治療がみえて来ないとしょうがないですね。それまでお休みして、旦那さんの方が見えてきたらまた予約入れて下さい。」
ということでわたしは一旦お休みすることに。
かれは現実突きつけられて結構辛かったと思うけど、わたしも一緒に落ち込んじゃうとより一層申し訳なさが募っちゃうかな、と思って、わたしは2人生活を思いっきり楽しんでやりました。笑
お酒も飲んだし、体動かしたり、好きなことして、2人でも楽しいよ!って思ってもらえるように。
そしていよいよ病院を移っての検査!
まずは精液検査。
クリニックはコロナの影響もあって、持ち込みのみでした。が、この病院は採精室を使用。
壁は薄くて廊下の話し声は聞こえるし、なかなか雑な場所だったらしく、かれはかなりハードル高かったよう。それでも時間かけて頑張ってくれて提出。
検査結果はやはり精子を確認できず。
けど、「なんか尿にはいそうな感じするんで、このまま尿検査しましょうか」
と尿検査。
尿検査の結果「尿にはいっぱいいますね」
なーーにーー!!
「精液にはいないけど尿にいるってことは、精子が尿管を渡っちゃう"逆行性射精"ですね。治療すれば治ります。」
今まで一生懸命トレーニングしてくれてもなかなか上手く行かず。
なんでなんでなんでなんでーーーってなってるところに、コレだよって原因があると、道が見えたようで救われる。
「けど…」と救われるだけでもなく、問題もある。
①使用する薬
膀胱が開いていて起きる現象なので膀胱を閉じる薬。この薬は抗うつ薬でもあるらしく、副作用として倦怠感のようなダルさが出る事が多い。朝起きれなくなったり、眠気が強かったり。仕事に支障が出るようなら診断書書くよ、と。
②原因
全部が全部ではないけど、逆行性射精は糖尿病の人に多いらしく隠れ糖尿病の疑いがあるので、そちらも検査。
3週間薬で様子見て再度精液検査。
今回は精液に精子が確認出来た!
薬すごい!笑
けど確かに朝起きるの辛そう(てか起きられなくなった。笑)だけど、良くも悪くも薬は効いているようです。
糖尿病も問題なく、クリニックに戻って不妊治療再開出来る事になりました。
が、また問題。
この薬に発がん性があるかもしれない疑惑が浮上し、一旦使用禁止。
代替薬を出すけど、効果はちょっと弱めになる。
なんなら効かなくなるかもしれないから、その時はまた考えましょう。
一難去ってまた一難。
(実際、トレーニング中に出る量が減ったらしい。眠気とか倦怠感は弱まったけどまだある。)
精子を作るホルモンが低い事もあって、
ホルモンを安定させる薬も併せて処方してもらいクリニックへ戻り、再度精液検査。
この時も無事に精液に精子を確認出来て、わたしも診察を再開することに!
原因不明ってしんどい。
やる事がわかるって大事。
やれる事があるって大事。
相当辛かったと思うけど
頑張ってくれてありがとう!