勝手に読後レビュー【ブッダも笑う仏教のはなし】 紅葉の秋に楽しく学べる、ほぼ落語w
どうも、みことのは です。
神社仏閣が好きになって、妻に誘われ行き始めてはや6年。
最初は御朱印集めから、徐々にその場所、空気感、お詣りをすることで整う気持ちなど、好きが増えて深くなってきました。
そして大きな大社さんや神宮さんにもお詣り旅行するとともに、最近では仏教を学ぶようになりました。
自分のルールやご先祖様の宗教がどんなものなのか、そもそも神様と仏様はどう違うのか、難しそうではあっても興味は深まり、先日高野山にも行かせて頂いた事で、写経も好きになり、皆さんのお話も楽しく聞け、決して難しくはないんだなぁと、むしろ面白いなぁと思えるようになりました。
そんな私の(毎日の本屋さんパトロールの)目の前に、現れた一冊の書籍。それが吉本興業のお笑い芸人さんでもある笑い飯 哲夫さん著【ブッダも笑う仏教のはなし】です。
いつも、自分自身の読書ルールとして、ミステリー小説と自分の学びの本を交互に読んでおり、今回は【学び】のご紹介。
どんな本なのか?仏教を学ぶとはどういうことか?
簡単にではありますが、ご紹介させて頂きます。
尚、今回もネタバレというわけじゃありませんが、具体的な事は書きませんので、実際に読んでみてください。
皆さんの興味にも繋がりますように。
・・・仏教に興味がなくても雑学として超面白い!太鼓判を押せる書籍ですので、ご興味あれば是非^^
1、仏教の始まりから今に至るまでの流れ
仏教は誰が始めたのか?どこから始まったのか?
どういう経緯で始まったのか?
誰が広めたのか?何を広めたのか?
そういった流れがわかります。そこから現在に至るまでをわかりやすく丁寧に、でも難しそうな話は抜きにして教えてくれます。
宗派?というものは広がりを見せ、私自身がお墓参りなどでお世話になっているお寺さんが何宗でどういうルーツなのかもわかります。
1つだけ抜粋。
仏教の開祖はブッダさん。お釈迦さん?仏さん?
いろいろ呼び名はありますが、何が正しいのか?
答えなんてありません。【服屋の人がズボンをパンツと呼ぶのと一緒】だそうですw ね?わかりやすくて面白くないですか?
そういう説明が、書籍の中に散りばめられています。
それを読むだけで楽しい。・・・知識自慢をしたくなって、妻に怒られます。【まだ読んでないのにぃー!】と(汗)
2、仏教の考え方・関連用語をわかりやすく
前述しました通り、仏教に関することをわかりやすい例えで面白く教えてくれます。
実際、どんなことを面白く学べるのか?
私が【へぇ〜】と思って、笑いながらボタンを20連打したものを中心に、切り取ってみました。
どうですか?面白そうじゃないですか?
私はこれを書きながら、1つ1つ全部説明して自慢したくなるくらいに面白かったです!この他にもたくさんありますが、本当にオススメ!
もちろん諸説あるお話の一端を説明してくれているものもありますが、それでも日本に生まれて仏教に触れてきた我々の心にスーッと入ってくるものばかりだと思います。
3、雑学交え、例え話交え、もはや落語です
最後は、ざっくりとした感想です。
この書籍も好きになり、著者の笑い飯哲夫さんも元々好きで、読了した後、更に2冊購入したほどですw
それでも、1つこの書籍の難点を挙げておきます。
私は関西育ちですから大丈夫ですが、いかんせん【M−1王者】にも輝いたお笑い芸人さんが本気で書かれている仏教の本なので、面白い反面、例え話も本気で笑わせようとしてきます(汗)
・・・それがしつこいと感じる方もいると思います。
透き通った醤油ラーメンが好きな方に、とんこつラーメン苦手ばかりを進めるような。そんな印象を受ける方もいらっしゃるかもしれませんw
前編まじめに仏教のお話ではありますが、文字の半分くらいは面白い例え話、ぶっちゃけ落語レベルの言い回し。
そこだけ、ご注意ください(笑)
季節は秋から冬へ。
紅葉の季節に神社仏閣を巡る際、予備知識として、より楽しむお供として最適な【読書の秋の1冊】だと思います。
私も、何度も読み返そうと思える本に久しぶりに出会えました。
ご縁に感謝です。皆さんもご興味あれば、ぜひ。
では、また。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。