【大人の遠足】京都 龍安寺 床紅葉を楽しんで今年の秋に感謝。
どうも、みことのは です。
気がつけばもう冬。今年は少し暖かくて、12月に入っても秋の様相を保っていたので、紅葉も後ろ倒しで楽しめました。
とは言ってももう12月。
冬が始まります。ヒートテック大活躍なので、もう始まっています(汗)
そんな中、2023年最後の紅葉を と12月8日に妻の希望する場所へ(正直あまり期待せず)、紅葉さんぽへ。
京都の嵐電さんに乗って。
どこで降りても250円。わかりやすい^^
場所は龍安寺(りょうあんじ)さん。
四条大宮から乗って、嵐山方面ではなく途中乗り換えて北野天満宮方面へ。龍安寺という駅で下車して徒歩10分かからないくらいです。
京都の中心部や観光名所からは少し離れているので、人は少ないかなぁと思いきや、結構たくさん。修学旅行生もツアー客の方々もいました。
しっかり紅葉は落ちていて、【あぁ今日は撮影あんまりせずに肉眼で楽しもう】と思っていました。
出迎えてくれたのは大きく真っ赤な紅葉。
あれ?しっかり頑張ってる。
拝観料は、1人600円です。
大きな池を囲む様な龍安寺さん、反時計回りに歩いていきます。
赤いもみじの絨毯がとても素敵ですね。
紅葉のタイミング的に床もみじを楽しむ時期なのでしょう。
先日、拝見させて頂きました【苔寺】さん同様、緑と混じってとてもキレイ。はい、先日同様この接写撮影にハマってますw
それにしてもまだしっかり見頃でした。
床もみじも勿論キレイですが、ちゃんと落ちないままの紅葉もやっぱり素敵ですね^^
順路通り歩いた分かれ道。
こちらの素敵な小道がバリアフリー&お車専用だそうな。
風情があって、こっちを進みたくなりますが。
ちゃんと順路通りに進めば手水舎へ。
とても風情のある風景を眺めていたら、後ろで外国人観光客と修学旅行生が何やら会話を笑顔で楽しそうに。
コロナ禍を経て、また見れるようになった方々ですね。
龍安寺さんのご説明を事前に確認し・・・、
いざ、階段を進んで方丈(本堂)とお庭へ。
出迎えてくれるは黄色と緑の紅葉。
まだ緑が見れるとは。素敵なコントラストとグラデーション。
静けさと共に光が刺す石庭を撮影できましたが、実はこの手前にたくさんの方々が一列に隙間なく座っていらっしゃいました(汗)
見頃を終えたはずの平日のお昼なのに、人の数がすごかったです!
そしてこちらでは現在、あの細川元総理が奉納された襖絵である雲龍図を見ることができます。
京都を歩いて回っていると、細川さんのお話やお名前はよく出てきます。さすが縁のある方なんですね。
今回拝見できるのは、全部で8枚。
時期によって、見れる襖絵の場所が違うそうです。
4月1日からはまた変わるそうで、見てみたい。
細かい説明も書かれていて、1つ1つの龍に違った意味もあるそうです。
2024年は辰年。
昇り龍ふくめ、たくさんの龍(神)さまを拝見できるのは縁起が良い事ですね。
そもそも、いろんな神社仏閣を拝観させて頂いてきましたが、襖絵は基本的に撮影NGなところが多いんです。それを惜しげもなく開放されている事に驚きました。(フラッシュは禁止です。)
唯一、玉を持つ玉龍。
白と黒だけで描くのに、繊細で豪快。
波や雲や龍のうねりまで、飲み込まれてしまいそうな迫力です。
雲の表現がすごい!
うっすらぼやけている中から出てくる龍。
ため息が出ます。圧巻ですね。
こんな貴重な体験をさせて頂き、感謝です。
ありがとうございます。
方丈をゆっくり見させて頂き、御朱印を頂戴してお線香を購入。
また紅葉さんぽに戻ります。
床もみじも色とりどりで良いですね^^
ベンチに置かれたもみじ。
・・・私が映え狙いでやったんじゃないですからね。たまたま置かれていたんです。たまたま(汗)
黄色とオレンジの絨毯。
壁と緑があるから、落ち葉もキレイ。
これもわざと並べていませんからね(汗)
水路?に もみじが流れているよう。
たまたま撮れた思い出(汗)
どう切り取っても、素人でもこうやって撮れるんです。
もはや素材が良いんです!
我々が何の手を加えなくても、自然のままがいちばん。
こちらが順路。
通常の帰り道ですが、ここを歩かずまだ先のエリアへ向かってみます。
特に入場禁止にはなっていないのですが、たぶんまだ木を育てていたり、季節じゃない桜が奥にあったりと、この時期順路にはされてはいませんでしたが、紅葉の真っ赤っ赤具合がとんでもなかったので、こちらのエリアへ。
ね?床もみじも真っ赤っ赤でしょ!?
わざと根っこを割けて落ちてくれているんですかね^^
もう、絨毯です。本物です。
そりゃ、眺めるだけの立入禁止にするわ!ってな感じの赤一色!
朝、家を出発するときは全く期待していなかった事を、妻に謝りました。ここまでキレイな床もみじは初めてです!
このご縁に感謝。
ありがとうございます。
なんとこちらの龍安寺さん、中に入るための拝観料が600円かかるのに、お寺の中に湯豆腐屋さんが。
せっかくなので入ってみました^^
庭園から家屋へ。
庭園を眺めながら座布団に座って湯豆腐。
良いですねぇ。アラフィフおじさん、大好き!
入り口から入ったら【ご予約されていますか?】と。
やっぱり旅行の方はこういった場所を予約して、満遍なく京都を楽しんでいるんでしょうね。
寒いので閉めていますが、我々もお庭が見れる場所に通して頂きました。ちょうど植木職人さん?庭師さん?がお庭の剪定をしているところに遭遇。
我々がイメージしているよりも大胆にバッサバッサと枝を切っていくんですね。呆気にとられて口が半開きでしたw
お決まりのビールw
メニューは2種類のみ。湯豆腐か湯豆腐セットか。
せっかくなので、セットを2つ注文。
出てきたセットは精進料理。
9月に高野山で食べたごはん!膳に置かれているので、このまま自分の右側に置いて食べる形式なんだそうです。初めて^^
中央のごま豆腐と奥の生麩が特に美味しかったです!
湯豆腐、到着!
【まぁ豆腐だからぺろっといけちゃうだろう】と舐めていましたが、この豆腐がしっかりと存在感をアピールし、お腹いっぱいになりました。
小腹を満たす感じじゃないですよ、ど真ん中の主役として楽しめます!
ごちそうさまでした。
お腹いっぱいで、消化のためにも池の周りをお散歩。
改めて見ると、本当に静かで良い景色。
ぐるっと一周回る最後に熟して落ちそうな柿の木に出迎えられ、秋の終わりを感じました。
2023年の紅葉を、こんな素敵な床もみじで締め括ることができて、自然に感謝、京都に感謝、紅葉に感謝。もちろん妻に感謝。
床もみじならまだ間に合うと思いますし、とてもキレイだと思いますので、ご興味あれば是非。
では、今年の紅葉はこれにて見納め。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。