ぬい作りで使って良かったもの
2022年にぬい作りを始めてから今までに使ってみて良かった手芸用品等の記録です。
ぬい本体より衣装を作る関係のものが多いかも。
接着する
裁ほう上手
超有名接着剤。布同士なら強力に接着してくれる。合皮もいける。硬化後は針を通してもべたつかないのも魅力。
アイロンするとすぐ硬化するけどアイロンせずに時間経過でもしっかり接着できる。
メカニカルファスナーの裏みたいなつるっとした面の接着にはちょっと不安なので使ってない。
裁ほう上手スティック
広い面積を貼り合わせる時に便利。髪などを作るためにソフトボアの裏面同士を貼り合わせる時によく使う。
しっかりつけたい時はアイロンした方が良さそうな印象。
減りが早い…。
ボンドGクリヤー
100均で買える。接着剤。布同士はもちろんプラ系パーツもしっかりくっついてくれる。乾きも早い。
メカニカルファスナーの接着はスタイリステを知るまではこれ一択だった。今もスタイリステより強力につけたい時は使ってる。
めちゃくちゃ糸を引くのだけ難点。
スタイリステ
布用両面テープ。布同士を強力に接着してくれる。
主にメカニカルファスナーの接着に使ってるけど、裾上げとかちょっと縫い代を押さえたい場所とかどこにでも使える。
接着剤ではなくテープなので硬化する事がなく、ハサミや針につくとベタベタが残るのだけ難点。
グルーガン
100均でも買える。熱で溶かしたグルーで接着するやつ。
手早くしっかり接着できる。接着に時間をかけたくない所に使う。
ただ接着後も高温になると溶けて剥がれる場合がある。夏のイベントでコスプレ衣装に使ったグルーが溶けたという話もあるので、使えるのは高温になる場所に持っていかない作品限定かも。
留める
メカニカルファスナー
極薄のマジックテープ。衣装や小物類の着脱に使う。
主に裏に粘着がついてないタイプを接着剤かスタイリステでつける使い方をしてる。
ざらざら面はぬいれっくす系の生地にくっつくので、肌部分にぬいれっくす系の生地を使ったぬいならメガネやなど小道具の裏につけて着脱に使えたりする。便利。
100均にあるらしい。見つけられない。
スプリングホック
人間の服のワンピースとかにもついてるやつ。
ぬい服のケープなど点で合わせたい時に使える。
切る・穴あけ
カットワークはさみ
小さめのものが良い。縫い代に切りこみを入れる時や髪パーツの毛先を細かく切り抜く時など、刃先がちゃんと切れるハサミだとストレスなく作業できる。
ロータリーカッター
裁断に使う。ソフトボアはハサミで切ると逃げるような切りにくさがあるけど、それをねじふせて切ってくれる。
ぬいに使うなら18mmがいいと思う。
ピンキングはさみ
ギザギザに切れる布用ハサミ。
切ってからギザギザの先を少し落とすとスカラップっぽい形状になるので、小さなレースやフリルの表現に使える。
デザインナイフ
フェルトや合皮を細かく切り抜く時に使う。
100均で買える刃物類の中では優秀だと思う。替刃も100均で買える。でもちゃんとした物の方がいいんだろうなー。
コーティングハサミ
100均で買える。シリコンコーティングされたハサミ。
スタイリステを切ってもベタベタが残らない。布を切るには切れ味が足りないけど、テープ類を切るだけなら充分だった。
穴あけポンチ
洋裁やレザークラフトで使う小さな丸い穴をくりぬく道具。合皮などをくりぬいた〇でボタン等の丸いパーツが表現できる。
今3mmしか持ってないけど他のサイズも欲しいなあ。
目打ち
100均で買える。ポンチより更に小さい穴を開ける時に使う。
ミシンで縫う時に生地を押さえたりする時も使える。
あと刺繍で2本取りの時に糸を揃えるのに使えるらしい。いつも1本取りなのでその使い方はした事ない…。
刺繍用品
水溶性刺繍シート
刺繍の図案を描いて布に重ねるやつ。シール状ではないものを愛用中。
水溶性だけど水にはつけず千切ってピンセットで取り除くだけにしてる。
刺繍スタンド
刺繍枠を固定するやつ。既製品ではなく、Twitterで見かけた100均(セリア)のスマホスタンドと強力クリップを組み合わせたものを使ってる。
両手フリーになるので糸をよけたりするのが楽だし、高めの位置で固定できて猫背も防止できる。作業早くなった。
そのうち本物買いたい。
フランス刺繍針
長いこと普通の針で刺繍してたけど使ってみたら使いやすかった(当たり前)。
一番細い12号が良いらしい。使ってみたい。
中に入れるもの
つぶ綿
細かい部分に行き渡りやすく、しっかり詰めても硬くならない綿。小さいものを作る時ほど使った方がいい。
普通の綿だと返し口を閉じる時に繊維が出てきちゃうのがつぶ綿だと出てこないところが好き。
最近ダイソーでも売り始めてびっくり。
ペレット
ぬいぐるみ用の詰め物。座りポーズのぬいのお尻部分に入れると座りが安定する。
ぬいにそのまま入れると綿を入れる時や返し口を閉じる時などに出てきてしまうので、薄手の布で袋を作って入れるといい。
テクノロート
プラスチック製のワイヤー。金属製だと錆びたり端で手を切ったりする事があるけどそれを気にせず使える。
白なので薄い色の生地の中に仕込んだ時に透けないのも嬉しい。
形状の保持力は金属よりもやや弱め。
ネオジム磁石
100均で買える。ぬいの手に仕込んで小道具を持たせたりする。ケモ耳と頭に仕込んで着脱できるようにしたりもできる。
最近頭身高めのぬいを作った時に首を磁石で着脱式にした。首が着脱できると着せ替えが楽だった。
染色・模様
コールダイホット
染料。ソフトボアの染めに使った。火にかけなくても熱湯でそれなりに染まる。濃く染めるなら火にかけて促進剤やミカノールの併用を。
彩度をちょっと落としたい事が多いのでグレーの使用頻度が高い。
バーサクラフト
布用スタンプインク。ソフトボアにグラデーションを作る時に使った。ステンシルで模様つけたりもできる。
ソフトボアに使うと根本に色がつかないので曲げた時などに元の色がちょっと見える。根本までしっかり色をつけたいなら染めた方がいい。
アイロンプリントラバーシート
通販で買った。カッターで切り抜くのは大変だけど模様などの表現に便利。
特に金銀はバックルとか金具パーツの表現に良かった。
マホークロス
薄手のアイロンフェルトみたいな素材。
そのままだと表面が毛羽立ちやすくて弱すぎるけど、表面にピケやマニキュアを塗って乾かすと薄くて丈夫なアイロンフェルトみたいに扱えるので小さいパーツ作りとかちょっとした模様によく使う。これで顔作ってた時期もあった。
通販でしか見た事ないのでいつ買えなくなるか心配。
メイクパステル(セリア)
パッケージにドールヘッド用と書きつつぬい活のロゴがついてる謎。
ぬいのチークに良かった。綿棒でパステルをこすりとってぬいにつける感じで使ってる。
印つけ
フリクションファインライナー
型紙を生地に写す時に使う。チャコペンより細かくはっきり書ける。
アイロンやドライヤーで消せるけど、-10℃以下になると浮き上がってくる場合があるらしい。生地によっては消してもうっすら残る事もある。
布に書いた線をこすって消そうとすると毛羽立ちで悲惨な事になった。
フリクションシナジーノック03
刺繍シートに図案を写す時に使う。
刺繍は図案をいかに細い線で写すかが勝負な所ある。
ユニボールシグノ 銀
暗い色の生地でチャコペンやフリクションが発色しにくい場合に使う。
消せないので見えなくなる場所限定。
パウダーチョーク
暗い色の生地の印つけに使う。
消せるので完成後に見える場所にも使える。逆に言うと触ってるうちに消えてしまうので手早く作業する必要がある。
その他ツール等
手芸用鉗子
つまむ・引っ張る・押し込むが得意な道具。ひっくりかえす時や綿を詰める時に使う。ぬいに服を着せる時なんかも。
長らくピンセットで代用してたけど、やっぱり使い勝手が違うので便利。
とはいえピンセットも他の細かい作業の時には引き続き使ってる。
ピケ
生地のほつれどめ。ぬい服の端始末に使う。
クッキングシート
アイロンする時の当て布がわりに。ソフトボアの表面に当ててアイロンするとなめらかになる。
ミシンで小さいものを縫う時に下に敷いて一緒に縫うと、針が入る穴に生地が落ちたりせず綺麗に縫える。
マグネットピンクッション
100均で買える。
針をちょっと置いておけるやつ。針山に刺すより手早く置ける。針を見失う事がなくなるので安全。
クリップ
100均で買える普通のクリップ。待ち針で留めにくい場所や針跡が残る素材の仮止めしたり、接着剤が硬化するまで押さえたりと色々使う。
某生地やさんに滑り止めのラバーがついてるタイプも売ってて気になってる。
小さめのペンチ
生地がたくさん重なった所を縫う時や刺繍で糸が集まって固くなった所を縫う時に針を引き抜くのに使った。
あと普通に丸カンなど金属パーツを扱う時にも。
指カン
丸カンなどを開いたり閉めたりする時に指につけて支えにするやつ。小さい丸カンをいじる作業が楽になった。
マスキングテープ
刺繍の図案を写す時に固定したり、型紙作りで組み立てに使ったり色々。
ペーパーネイルパレット
100均で買える。使い捨ての小さな紙パレット。接着剤を出しておくために使ってる。
掃除用コロコロ
100均のものでいい。制作中は常に近くに置いておいた方がいい。ぬい用生地はとにかく細かい毛のくずが出るので…。
喉にダメージきたのを感じてネイルアート用の集塵機も試した事あるけど、生地を切るたびにコロコロに押し付けてくずを取っていくのが一番だった。