甲状腺腫瘍で首を手術した
今回は自分は1週間前から入院しているのですが、それで思ったことについて書いてみたいなと思いました。
まずなんで手術したかというと、首に8センチ以上の腫瘍ができててそれが年々でかくなっていました。大学の検査で見つかったんですが、これだけ膨れててよく気づかなかったなと驚きでした。
そしてその腫瘍が呼吸器の部分を圧迫する懸念があったからです。
また、良性との結果でしたが万が一悪性の場合が怖いからです。
それで検査などを1ヶ月半ほど行い、手術することになりました。入院は手術の3日前からで、コロナの関係とかで陰性でも病院で過ごさないといけませんでした。
それで、手術の日が来ました。まあ全身麻酔で意識飛んでるから大丈夫とのことなので、まあ寝てたらいいやと思ってました。
それで全身麻酔やってもらって手術は気づいたら終わってたのですが、ここからが想像以上でした。
全身麻酔って体にすごいくるみたいで、術後すぐは暑さと喉の渇きと酔いで死ぬかと思いました。
だんだん意識戻ってくるんですけど、身動きとれないし体痛いし熱だしを1日やってると、生きるってほんと大変だなって気になってきます。
人にとって1番辛いのは肉体的苦痛と不自由を負い続けることなんじゃないかと思いました。永遠にこの辛さが続くのなら生きてたくないなと思います。
こんなときは心の持ちようは自分にしかどうにかできないことだと頭で理解していても、自分にはどうしようもできません。
だから、支えがないと耐えられないって思いました。だから、人との関わりは辛い時こそ大切だと思います。
次の日になると苦痛は残りますし管が邪魔ですが自分で動けるようになりました。
健康な時間は本当に何だってできます。
ただ、非常に有限であることを知りました。
術後のしんどい時、もし自分がこのまま死ぬとしたらって考えてました。そしたら今までこんなにも自由だったのに、どうして何もしてこなかったんだろ、人を幸せにできなかったんだろって後悔で死にきれなかったと思います。
死ぬ時だけは絶対に後悔したくないと思います。
今のまま生きてたら今のまま死にます。それは嫌です。
そして将来死ぬときはきっとこの時の何倍も身体的に辛いと思います。
ですが、それ以上にたくさんの人と深く関わる時間があるはずです。そうできるように生きて、幸せになって死にたいと思いました。
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