AIを使って、超解像度で動くプラナちゃんの壁紙を作った
AI、それはもはやStable DiffusionやChatGPTを表していると言っても過言ではないだろう。
おそらくこの記事を読む人もChatGPTを期待しただろう。しかしここではChatGPTは使わない。
使うのは、ESRGANとAviutlである。
これだけ聞いて答えがわかる人はこの記事を読む価値はないので帰りましょう。
では、タイトルを「Real-ESRGANでプラナちゃんを8Kにして高解像度で動くスマホの壁紙作ったよ」に変えてやっていこう。
そもそもプラナちゃんとは
AIしか興味のない人はプラナちゃんって誰?となると思うので、軽く紹介するとこの子である。
ブルーアーカイブというソシャゲのキャラであり、白髪隠れ目ジト目という私の好みのキャラである。
プラナちゃんはゲーム上で動いてくれるのだがスマホの待受でも動いてほしい。
なら動く壁紙にすればいいじゃない!が今回の発端だ。
ESRGANってなに?AIしか興味ないんだよね
ESRGANは超解像技術といい、低い解像度の画像を高解像度にできる技術で、AIの技術の一種である。
ようは画質悪くても高画質にできますよってAIだ。
高画質にするための手順
ゲーム画面を録画する
キャラのループ区間を見定めカットする
カットした動画を連番PNGで出力する
連番PNGをReal-ESRGANを使って8Kにする
8Kにした連番PNGをつなげて動画にする(フレームレートに注意)
縦長(ここでは720x1280)でプラナちゃんを切り抜く
スマホで動く壁紙にプラナちゃんを設定する
ゲーム画面の録画は、普通にスマホで録画。
カットしたり連番にしたり切り抜くのはAviutl。
Real-ESRGANのツールは下記を使った。
肝なのは、動画をそのまま8Kにするではなくいったん連番にしているところだろう。
まぁ普通にフレーム単位で画像にしてESRGANで8Kにしてから動画に戻しているだけだが、Real-ESRGANで動画も作れると言っていいだろう。
Aviutlは古いアプリだがなんと8Kを読込できた。
無理と思っていたが4秒程度なら普通に読込できたのでメモリが足りれば16Kとかも可能かもしれない。
ちなみに出力時のfpsを間違えてしまい、最初は半分の速度で動く動画になってしまった。単純に動画を倍速にして解決した。
あとは動画にしてスマホ側で動く壁紙にプラナちゃんを設定するだけ。
ちなみにiPhoneは動く壁紙はiOS16から廃止されたため、Androidでしかできない。残念。
こうして、スマホを開くと待ち受けてくれるプラナちゃんができた。
応用すれば他のキャラでもいけるかもしれない。
まったく、ブルーアーカイブは最高だぜ!
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