よんななと共に
【前回のあらすじ】
よんななはオーガブラックを追って、天へ行って死にました。
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【ここから本編】
オーガブラックが壊した世界にはよんななしか残っていなかった。
黒の中にある一筋の光。
「オーガブラックは俺が倒す」
強い決意だった。黒は寸断され光がどこまでも続いた。
「これで何も残らなくなった。残ったのは俺だけ」
どこまでも輝く光が役割を終え、消えた。
「ククク…これで真の暗闇になったな」
どこからか声が聞こえる。この声は
「これこそ俺の計画。よんななは今、死んだ」
そこには、死んだはずのオーガブラックの姿があった。
「よんななを殺した今、俺に敵はいない。勝った…はは…ははははは!!!」
「殺した程度で俺が死ぬとでも思ったか?」
「な!?」
暗闇の中に生まれる白い輝き。光が散りばめられる。
「俺をわかっていいのは、俺だけだ!」
こうして人類に希望の光が届いたのであった。