Born To Lose 今日も負け。
存在の根幹を揺るがす作品に出逢う度に、
自分の存在を頭から否定された気分になり、
やるせ無くなった後に死にたくなるのです。
精神性やイデオロギー、魂、民族の悲鳴、
歪んだエロス 、諸々の創造物。
そういった一方通行の暴力。
いっそこのまま精巣を握り潰してくれと思う程にはショック!
終始嗚咽と格闘しながら感受性の暴力を受け続けられるのは悔しくも僕が若干のマゾヒズムを兼ねているからで、でなければとっくに泡吹いて倒れてると思うんです。
内面世界から抉り出した原型を留めていない
生き物崩れとでも言えば伝わるやろうか。
人類のこれまで築き上げてきた言語体系やら
文化的権威なんかじゃ到底追い付けない例えようの無い、
エネルギーがただそこに"有る"という実感。
確実に"有る"モノが五臓六腑に呪いとして括り付けられてしまった実感。
本当に気持ちが悪い。
反対に、
そんな出逢いを常に望む自分も居る。
背反した感情をコントロール出来ずに
いつしか大気圏を越えて宇宙空間を抜けて、
銀河系の向こう側、果てしない概念の渦にほっぽられた先に、
人間様として生まれてきた理由が"有る"と思ってます。
そんな所でお終い。
ひとつ歌詞を置いて締めにします。
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メシ喰うな/INU(町田町蔵)
俺の存在を頭から打ち消してくれ
俺の存在を頭から否定してくれ
あのふざけた中産階級のガキ共を
ぶちのめす為に
俺の存在を頭から否定してくれ
町には色とりどりの花を持った
貧乏そうな顔つきの国鉄の客
人の海
人の海
人の海
人の海
人の海
人の海
人の海
人の海
人間
人間
人間
人間
俺の存在を頭から打ち消してくれ
俺の存在を頭から否定してくれ
おまえらは全く自分という名の空間に
耐えられなくなるからといって
メシばかり喰いやがって
メシばかり喰いやがって
メシばかり喰いやがって
メシ喰うな
メシ喰うな
メシ喰うな
メシ喰うな
メシ喰うな
メシ喰うな
メシ喰うな
メシ喰うな
俺の存在をまったくないものとしてくれ
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