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【お仕事】『Numero TOKYO』10月号 能町みね子さん×佐々木ののかさん対談

ただいま発売中の『Numero TOKYO』10月号、巻頭特集「つながって、つながって、生まれる」にて能町みね子さんと佐々木ののかさんの対談記事「家族って何ですか? 結婚って何ですか?」を書かせていただきました。

対談の内容については『Numero TOKYO』公式サイトの最新号紹介ページで触れられているので、記事について気になった方は、以下からどうぞ。

能町さんは『結婚の奴』(平凡社)を昨年12月に、佐々木さんは『愛と家族を探して』(亜紀書房)を今年6月に出版されており、『愛と家族を探して』の推薦文を能町さんが書かれたという関係。すでに作品を読まれている方も多いと思いますが、もし未読の方は『好書好日』の以下のインタビューを読むと作品の概要を知ることができると思います。

「結婚」も「家族」も「これが正解」といえる形がないものだと自分は感じているので、取材準備中も取材中も、ひたすら禅問答(みたいなもの)を繰り返ししているような気分でした。そもそも結婚にも、家族を持つということにも縁がない(”ない”どころか”皆無”な)暮らしを自分が送ってきているというのも大きいですが。

記事をまとめおえたときも「これで良いのだろうか……」と悩んでいましたが、先日、佐々木さんがTwitterにて「今までで一番率直な心境をお話できました」書いてくださっていて、ちょっと心が救われました(そういった話を佐々木さんができたのも、対談中に能町さんがさまざまな興味深い&面白いエピソードを惜しげもなく話してくださったからこそ、ですが)。

もし世の中的に”普通”とされている「結婚」や「家族」の形や制度について違和感を覚えているのであれば、『結婚の奴』も『愛と家族を探して』は推薦図書としてオススメしたいです。どちらの作品も、「こういう考え方もあるのか」「こういう可能性もあるのか」と知ることができ、生きるうえでの選択肢を広げるきっかけを与えてくれると思います。で、機会があったら対談記事のほうも読んでいただけるとうれしいです。