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松下工業のバリ取りロボットシステム!!!

こんばんは、松下工業の専務取締役、松下です。

本日は松下工業のバリ取りロボットについてご紹介させていただきます。

多関節ロボットとは?

ロボットというとペッパー君などの人型を想像する方もおられるかもしれませんが、弊社で取り扱いをしているロボットは産業用ロボットです。

その中でも、多関節ロボットと言われるロボットを用いてバリ取りシステムを構築しています。

どの様にロボットが動くか気になる方は動画をご覧ください。

多関節ロボットは、字のごとく関節が多いです。基本的には6か所にモーターが内蔵されて、人間の腕の様に動きます。

また、産業用ロボットはティーチングといい、動きをプログラミング(ティーチング)する必要があります。

ロボットというと凄く便利に感じるかもしれませんが、産業用ロボットはそういったセッティングが必要になります。

近年では、人協働ロボットというロボットが出てきました。プログラミングも簡単になってきていますが、基本的なプログラミングが必要という事には変わりはありません。

松下工業のロボットシステムは何が違う?

松下工業では、ロボットをロボットメーカーから購入して、お客様にあった仕様でシステムとして作り上げます。

ロボットは購入しているため、違いはありません。

松下工業のロボットシステムの他社との違いは、中子という鋳造工場で使用される砂型に特化したシステムになっています。

中子というのは完成直後の温度は100度~200度近くの高温です。また、温度が冷めるにつれて製品が縮みます。そういった変形にも対応できるジグになっています。

また、バリ取りというのは砂を削り綺麗に凸部分を除去するという作業ですが、砂が飛び散る為、エアーをかけて砂が製品にかからないようにもしています。鋳造時に砂が掛かると砂噛みという不良になるのを防ぎます。

上記に挙げたのは、一部ですが中子という製品に特化したシステムとなっている為、中子や鋳造の業界の方からは安心してオーダーいただけます。

実は、中子のプログラミングは相手が砂のため、とても細かくティーチングをします。

社内で毎日稼働している量産ラインのロボットの調整やメンテナンスを通じて、プログラミングの教育にも役立っています。

その為、プログラミングの速さにも自信があります。

今話をしているプログラミングはオンラインティーチングと言い、現場で実際にロボットを動かして行うティーチングプログラミングの事です。

それとは違う、オフラインティーチングというプログラミング方法もあります。現場を止めなくてもPC内でティーチングを実施することで効率よくプログラミングできます。

松下工業はオンラインティーチングに自信があります。

ティーチングプログラミングの様子をご覧いただけます。

今後について

今回、ロボットのことをあまり知らないという方向けに書いてみました。まだ、私の書き方では不十分で分からないという内容もあるかもしれませんが、今後もロボットについて随時書いていこうと思っています。

今回松下工業は中子に特化したシステムという内容で書きましたが、今後は色々な業種の方にもお問い合わせ頂ければ幸いです。

まだまだ、ロボットには色々な可能性があります。その可能性を一緒に考えてみませんか。

労働人口減少という社会問題を少しでもロボットを通じて解決できる会社になればと思っております。

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