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イギリスのスーパーマーケットと階級制度

観光に来て現地の生活を知るのは面白いことですね。私も数年前に初めてイギリスに来た時は、観光地を巡るよりもわくわくして散財したのを覚えています。(観光地にあまり興味がないつまらない奴です。笑)
スーパーマーケットに行くと、その国の文化が垣間見えて面白いです。
今回はイギリスのスーパーマーケットについて面白いなと思ったことを書いてみます。


まずイギリスには以下の大手スーパーマーケットがあります。市場シェアと共に見ていきましょう。(BBC News参照)

・TESCO(テスコ)27.8%
・Sainsbury's(セインズベリーズ)15.8% -アメリカWalmartの子会社
・ASDA(アズダ)15.3% -アメリカWalmartの子会社
・Morrisons(モリソンズ)10.4%
・Aldi(アルディ)7% -Fromドイツ
・Co-op(コープ)6.3%
・Lidl(リドル)5.2% -Fromドイツ
・Waitrose(ウェイトローズ)5.1%
・Iceland(アイスランド)2.1% ー冷凍食品メイン
・Ocado(オカド)1.4% -オンラインスーパーマーケット

・M&S(エムアンドエス)正式名:Marks & Spencer(マークスアンドスペンサー)


M&Sは記載がなかったのでシェアはわかりませんが、この中で一番ポッシュな、スーパーマーケットというよりは日本でゆうデパートの食品売り場のようなものだとイメージしてもらうと分かりやすいかもです。
ヒースロー空港の国際線出口のすぐ脇にもM&Sのコンビニ版みたいのありますよね。長時間フライトでお腹すいて降りてきて、少し高いけどおいしそうだなーとよく眺めてます(笑)

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シェアでいうとTESCOが一位です。 アメリカ最大スーパーチェーン、Walmartの傘下であるASDAとSainsbury'sの合併話(合併後も名前や店舗数変えずそのままにする)が出て一位が変わるかもと報道されていましたが、価格上昇の恐れがあるとして阻止されました。この影響でスーパーマーケットのガソリンスタンドの値段も変わりレジの列も長くなるだろうとも言われていたので、結果として消費者にとっては良かったのではないでしょうか。


イギリスのスーパーマーケットが興味深いのは、客層から階級制度が垣間見える点です。
今は昔ほど階級を気にしなくなったようですが、格付け好き精神は残っているようでイギリスの友人から階級制度に関連した面白い話をいくつも聞いたことがあります。


その中の一つにスーパーマーケットの客層があります。
まず階級は5段階あります。

Upper Class(アッパークラス)
Upper middle Class(アッパーミドルクラス)
Middle middle Class(ミドルミドルクラス)
Lower middle Class(ロウワーミドルクラス)
Working Class(ワーキングクラス)


そしてこれはスーパーマーケットの価格帯と客層
(物によりますが価格帯が高い順に並べました)

・Upper Class
 M&S/Waitrose

・Middle Class
 Co-op/Sainsbury's/TESCO

・Working Class
 TESCO/Morrisons/ASDA/Aldi/Lidl/Iceland

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どこでも買えるものは安いスーパーで買いますが、野菜、お肉、オリジナルのパンなどは安いところだとあまり美味しくない事もあるので、質のいいものが欲しい時はWaitroseやM&Sで買います。
Co-opとSainsbury'sは比較的質のバランスよいかなと思います。TESCOはものによるかな。


殆どどこのスーパーでも食品の他にインテリア用品やカジュアルな感じで洋服が売ってます。でもM&Sの衣料品コーナーは他のスーパーのものとは異なり、デパートのそれですね。
私はイギリスの南部のいろんな街に行ったことがありますが、田舎でも古い歴史のある街はスーパーもアッパークラスのお店が主流だったりします。
そうゆうイギリスの街の地価や住宅事情なんかも今度書きますね。


1つ注意して欲しいのは、イギリス人は表立って階級が~なんて無礼で下品なことは言いません。この話は北部のフランクな友人から聞いたのですが、仲がいいから教えてくれたんだと思いますので、仲良くないイギリス人と階級の話は避けたほうがいいです!
そういう話題気にせずポッシュなスーパーに行くのを誇る?人もいますし、もちろん私のように多くの人が購入品によってスーパーを使い分けています。ただ、高級住宅地のスーパーとそうでない安いスーパーの客層はなんか違うよねという話です。
この記事は日本人の方向けに興味深い点として書いてますのであしからず。

先日Facebookで、Waitroseに関するグループを見つけました。情報交換とかジョークを投稿しててちょっと面白いです。ちなみに Overheard In Waitrose というグループです。


ブリストルの中心地にはTESCO Express(コンビニ版。まいばすけっとみたいな小さいスーパー)が本当に多いです。あとはTESCO Metro(衣食住のアイテムが揃う)、TESCO Extra、Sainsbury's、Aldi、Lidl、Asda、Co-op、Little Waitroseとか。
他に、ブリストルは個人商店やアジアンスーパーも多いです。あとはどこもそうですが、郊外には大型店舗がありますね。


アジアンスーパーにいかなくても殆どのスーパーには、醤油やお寿司用の米などの代表的な日本食品が少しあります。
画像のYutakaのお米と豆腐はMorrisonsで買いました。それ以外は日本から持参。

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これはブリストルのアジアンスーパーの日本食棚。イギリスで私は味噌が異様に恋しくなります!味噌おにぎり~味噌ラーメン!

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この記事はBBC News(英文を読んで日本語に意訳した)と、イギリスの友人から聞いた話と、自分の経験から書いていますので、もし情報が最新でなかったり間違いがあったらごめんなさい。
私が初旅行でイギリスに来たときは、友人と当時の彼氏が色々と説明してくれながら街や店舗をまわったので一人で行動することも少なく、今思えば何も知らず経験するということがなく勿体無かったかなとも思います。


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この画像はビーガンカフェから見える面白いグラフィティーと謎のオブジェ(笑)
ブリストルは芸術の街、謎のオブジェがいくつもあります。期間限定のものは訳のわからないものもあります(笑)
CountrysideのBasingstokeの中心地には18禁のオブジェがあります(笑)
イギリスのオブジェやStatueって面白いもの多くないですか?

Anyway, 今度イギリスのスーパーマーケットに行くときは、この情報を知ってるとまた違った楽しみ方ができるかもしれません。買い過ぎは注意ですよ!笑
また面白い情報があったらシェアしたいと思います。Cheers x

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