洪水被害数値更新
日本時間の今朝8時台の以下URL報道によるブラジル南部リオグランデドスル州の大洪水関連数値。
州内自治体総数497の内、被害を受けた自治体数は452。
州総人口1150万人に対し、
今の段階であがっている死者数は149人。
(能登半島地震死者数は2024年4月29日段階で245人)
負傷者数は806人。
1次避難所に身を寄せる避難数は7万5600人。
(日本の内閣府によると
2024年1月2日の時点で能登半島地震被災者数は4万668人。
東日本大震災におけるその最大数は47万人)https://www.bousai.go.jp/updates/r60101notojishin/pdf/kensho_team3_shiryo02.pdf)
家を失ったものの、避難所にも入っていない人口数は53万8245名。
被災者数は 212万4553名。
https://revistaoeste.com/brasil/nivel-do-guaiba-volta-a-cair-nesta-quarta-feira/
避難所で犯罪が増えている事情もあり、被災者が路上生活をし始めている光景も報道されている。
現地に強い寒気が入り、昨日の昼間で最高気温は摂氏14度ほどで、夜間に最低気温は摂氏7度ほどに州都でも下がった。
冬用の衣類や寝具も不足する中、髪をまとめるためのゴム類、爪切り、寄贈品の子供服のサイズ調整用の安全ピン、糸や針を含む裁縫道具、下着製造用のメリヤス布、洗濯用のバケツや、洗濯物を干すためのロープ、洗濯バサミなども不足しているという。
急に家を後にせざるを得なかった被災者の多くが眼鏡を持ち出せなくて、困ってもいるという。
州都のポルトアレグレ市のだけでも、昨日の段階でまだ以下リンク写真から見受けられるほどの水が市内に滞っている。
ポルトガル語がわかる方には、
是非昨日現地で行われた街頭市民インタビューを聞いてみていただきたい。
特に18時11分ごろから。民間企業ならびに市民による救出ならびにボランティア活動なくして今には至らなかったであろうことがよく解る。
州都から北北西に210キロほど離れ、洪水が更にひどかったラジェアドス市内の2日ほど前の様子。
日本政府は、在ブラジル日本領事館などを通じても、能登半島地震の際にも
義援金や寄付を募った。
https://www.curitiba.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00004.html
今回のブラジルの前代未聞の大洪水に際して、日本政府から支援の手は差し伸べられないのだろうか。
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