アリさんとの仁義なき戦い
先日、表題の戦いに勝利したMK妻です。
『あっ、アリしゃん!』
我が家のアリさん探知機は、2ヶ月に1度ほど、アリさんを感知します。シンガポールの家に出没するアリは小さい。ほんとに小さいです(1mmくらい)。それが1匹トコトコ歩いているのを発見するのです。高性能。その度に私と夫は床に這いつくばってアリさんを探し、捕獲し、出所を突き止め、粘土と接着剤で穴を塞ぎ、その後の侵入を食い止めます。
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私は虫が苦手です。外で見る分には大丈夫ですが、家の中で見つけると殺意すら覚えます。シンガポールに引っ越す前知識として、家にアリやG、ヤモリが出ることは知っていました。なので覚悟してはきましたが、やはり嫌なものは嫌。引っ越してきた当初は、いつも虫がどこからか現れるのではないかと気が気じゃありませんでした。
しかしある日夫が、
「この南国でこれくらいで済んでるんだからいい方かもね」
と言ったのを聞いて、少し溜飲が下がりました。確かにここは、熱帯雨林気候。現在はめちゃくちゃ開発された大都市ですが、本来ならジャングルのような場所な訳で。にも関わらず、我が家はアリがたまに出てくるのとヤモリが2回侵入しただけです。それ以来、ちょっとだけ心穏やかに過ごせるようになった気がします。
とか言いつつ、2歳児が言い放つ『あっ、アリしゃん!』がいつ飛び出るか、内心ビクビクしてます。
アリさんとの仁義なき戦い、完全勝利なる日は訪れるのかな。
※因みに、シンガポールのお家の中には、マンションのゴミ集積所に繋がっているダストシュートがある事が多いです。便利なのですが、そこから虫などが家の中に入ってくるらしいです。
我が家にもありますが、固く封印しています。今後封印が解かれることはないでしょう。