新しい仕事のミスマッチ(4)
新しい職場で体調を崩してしまった原因として、(1)で社風の不一致、(2)で職種の不一致を挙げました。
(3)から、自分の力ではどうしようもできないような、避けられなかった不運について振り返っています。
コロナ禍の就職活動
そもそもフリーランスであった私がなぜ就職したかというと、コロナで仕事が減ったことが一番の原因でした。
フリーでの仕事がゼロになった訳ではなかったので、最初はパート・アルバイトを探し始めました。
英語を使うパート・アルバイトというのは珍しいのか?なかなか見つからず、あっても遠方だったりしてご縁なし。
次は派遣をあたりましたが、コロナのせいか、はたまたフルタイムでなく週20〜30時間程度というこちらのワガママな条件のせいか?
1ヶ月ほど検索し続けても希望に合う求人は1件も出てきませんでした。
そこで契約社員にまで視野を広げたところ、やってみたい!と思える仕事がちらほらあり、応募を始めました。
2件応募し、書類が通ったのが今の職場です。
オンラインの弊害
説明会と筆記試験に呼んでいただきましたが、コロナが猛威を払い始めたタイミングだったので、試験はオンラインに変更に。
もともと大勢のいる説明会でも勇気を出して質問できるタイプの私ですが、オンラインだとより、全体で聞くべきでない質問は差し控えたい気持ちになり、質問は次の選考でと決めました。
今思えば、少しでも聞いておけばよかったのですが。
緊張をあおる、感染対策
筆記試験に無事通過し、面接でやっと直接、職場に足を踏み入れました。
ただでさえ緊張しているなか、面接室に入ると面接官と受験者の前には大きな透明のアクリル板が設置されていました。
今でこそどこでも見るアクリル板ですが、当時はまだ使われ始めたばかりで、私は初めて目にしました。
そして8名の面接官とはかなり距離がとられており、何かの国際会議なんじゃないかと思うほど。
事前に頭に入れておいた志望動機や自己PRを軸に適切な回答をすることに加え、大きく声を張り、表情やボディランゲージを大げさめに話すことにも注力しなければならなくなりました。
ここまで緊張した面接は後にも先にもありません。
緊張しすぎていると、自分らしく振る舞うことが難しくなります。
このような面接1回だけで合否を決めるのですから、選考をする側もきっと大変だったのではないかと思います。
実はわりと受験内容に影響するかも、受験順
たまたま私は(おそらく)その日の一番目の受験者でした。
待合室には次の受験者も来ていたし、人事の方に面接の所用時間を伝えられていたこともあり、妙に気を遣ってしまい、面接の最後に全く質問をできませんでした。
面接官も一番最初なので、受験者を気遣って「質問はありますか」などと声をかけるのが抜けていたのではないかと憶測しています。
焦り…勇み足
そんななか、なんと内定連絡がきました。
その時にいくつかは気になることを質問させていただきましたが、全ての疑問を解消しないまま内定を受諾してしまいました。
仕事が少ないことへの焦りが、こちらに不利な内容の質問をすることで内定がもらえなくなってしまうかも…という遠慮を生み出しました。
次に就職活動をするときは、何らかの理由で焦りがあったとしても、気になることは全て質問しようと反省しています。
また、パート・アルバイトや派遣ならまだしも、契約社員になるというのに受験数が少なかったのは勇み足だったように思います。
自分のペースを守り物事を進めていくことの大切さを身にしみて実感しています。
コロナによる影響は、まだまだ続きます。