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働き方 完全無双
ひろゆきさんの「働き方 完全無双」
編集者の種岡さんによると、購入者の8割は男性とのこと。私は、残り2割の女性…。
女子力アップとか考えてる人は選ばないタイトルということなのかなぁ。
私はとても面白い内容だと思ったし、男性向けの内容とは思わなかったけど…。
忘れないうちに、感想を書いておく。
全員が同じように頑張るのではなく、一部の頑張りたい人が勝手にどんどん頑張っている状態が最も理想的だと思います。
働きたくない人にも働いてもらうためにはどうすればいいかを考える時間と労力はもったいない。
働かないことを選択した人は頑張っている人を褒めたり感謝したりすればいいと書かれていて、中東の王族と国民の関係性はそうなっているそうだ。
私自身はどちらの側になったとしても、それぞれに楽しく生きていく方法はありそうだから、どちらになってもかまわない。
「なんでもやります!」という姿勢でいると、どんどん利用し尽くされてしまいます。
氷河期世代なので、会社に採用してもらうためには「なんでもやります!」というのが大事だと教え込まれてきた。
それが当たり前だと思っていたし、悪いことだと思っていなかった。
でも、ここは考え方を変えていかないとならないと思った。
会社を作っておいて、個人事業をしていたことにすれば、経歴だって傷つきませんし、むしろ評価されるかもしれません。
会社を辞めて転職するまでの空白期間をどうするかについての話。
これは、誰も教えてくれなかったなぁ。
今すぐ活用するわけではないけど、選択肢として覚えておきたい。
事業をやる場合、「毎日必ず100円をくれる人」のほうを大事に扱わなくてはいけません。
小売業でも単価の高いものが売れることに力を入れる人が多いけど、私は単価が低くても継続的に売れることが大切だと思っている。
私の考え方が間違ってなかったと思えてうれしい。
「経営者がよくて、労働者が悪い」という単純な分け方ではなく、「やりたくないことをやらされている」という状況が人生において不幸であることになります。
私は経営者になりたいとは思わないけど、すごくやりたいことが見つかったときに、それが経営者にならないとできないことだったら、やってみようと思える心構えでいたい。
私の働き方の理想の形は信頼できる経営者の右腕として働くこと。
ちなみに、現状は全く違う…。
「成功しよう」「勝ち組になろう」ということだけを押してくる考え方は好きではない。
ひろゆきさんの考え方は、そうではないところがよかった。
余裕がある人が余裕がない人を助ければいい。
そのサイクルが上手く回っていくためには、個人の意識も法律など個人では変えられないルールも変わっていかなくてはならない。
そう簡単なことではないと思うけど、どんな人も生きやすい社会に向かっていくといいなぁ。