旅行道の追求は持ち物を厳選することから始まる
お久しぶりです。
今月の初め、3泊4日で東京旅行に行ってきた。
私は子どもの頃から旅行が大好きだ。
旅の準備も大好きで、たとえ予定がなくても、時間があるとネットで観光地やホテルに関する情報を集めてしまう。
パッキングも人に頼りはしない。
高校時代、修学旅行の前日まで部活の大会の練習で忙しかった私のため、良かれと思って母がせっかく代わりにパッキングしてくれたにもかかわらず、怒って自分で一からやり直したことがあった。今考えたら、別にそのまま修学旅行に行けばよかったものを、あまりにも旅の準備が好きすぎて、人の親切を無下にしてしまった。本当にごめんなさい。
さて、そんな私にとって、大好きな旅行は「旅行道」という一つの修行という側面も持つ。
私の場合、旅行は基本的に一人旅である。
一人だとどうしても誰かに頼らないといけなくなる場面が出てくるし、万が一ホテルで急病にでもなったら大変なことになる。私もかつて東京のホテルで急に激しい胃痛に見舞われ、鹿児島に帰るのを一日遅らせたことがある。あの時はとても悔しかった。旅行は無事に終わらせるのが一番だからである。
というわけで、それからの私は旅の準備にいっそう心を砕くようになった。
旅行とは「普段の暮らしを持ち歩くこと」である
これがまず、私が思い至った境地である。
旅の持ち物は、普段の暮らしを反映させたものでなければならない。
そうすれば、自ずと旅のストレスは軽減されるので、以前のような突然の胃痛に見舞われることもなくなる。
旅の持ち物は、旅行に出る前にリハーサルをしておく
たとえば、旅のためにスキンケア用品や歯磨き粉を新調したとしよう。
これらを本番でいきなり使うのはなかなかリスキーであり、場合によっては小さなストレスとなる。
だから新調したものは、必ず旅行の前に最低一度は使って、使い心地を確かめることにしている。
旅先で着る洋服に関しても同様である。
ホテルで普段の暮らしを再現するために買ったもの
自宅と同じように顔を洗いたい
私は普段、固形石鹸で顔を洗っている。
一度旅行のために洗顔フォームに切り替えることも考えたが、試してみると肌が荒れて皮膚科のお世話になる羽目になってしまったので、今も固形石鹸を使っている。
しかしこの固形石鹸、旅先で使うと乾かすのが面倒である。
以前は石鹸入れごとチャック付きのビニール袋に入れていたが、だんだんそれすら面倒になってきた。
そこで発想を転換して、たとえ石鹸が少し濡れていても、密閉できる石鹸入れを買ってみた。
結果、大正解であった。
これはとても便利だ。旅行の際は大きなジップロックに、ボディタオル・泡立てネットと一緒にこれを入れている。
また、私は顔を洗う時に洗面器を使っている。
ホテルの洗面台に栓をして水を溜めるという方法もあるが、特定多数の人が使うものなので、なるべくそれはやりたくない。
そこで旅行に使える洗面器を探してみると、こんなのが見つかった。
折りたたむと平らになる洗面器である。
これも大正解で、とても役に立っている。
洗面台で顔を洗うのは勿論、お風呂の際に持ってきたボディタオル・泡立てネット・固形石鹸を入れておけるし、まだ使ったことはないものの、万が一の場合には洗濯に使うこともできる。実に良い。
ホテルの部屋で気軽にモバイルバッテリーを充電したい
話題の商品である。これも非常に便利だ。
普段はモバイルバッテリーとして持ち運び、これ自体を充電する時は内蔵のプラグをコンセントに挿せばよい。更に急速充電器でもあるので、カフェなどの電源があるところでも気軽にスマホを充電できる。
充電する時に少し熱くなるのを除けば、概ね満足している。
番外編…ホテルでも手を汚さずにスナックを食べたい
これは完全に人による。私は箸で袋菓子を食べる方だ。
というわけで最近はスーツケースに割り箸を何本か入れている。コンビニでもらい損ねてもこれなら大丈夫。
旅が終わっても、持ち物のアップデートは忘れない
旅行が終わって2週間ほど経つが、滞在中の反省とともにまた欲しいものが出てきた。
今、次に旅行に行く時には、遮光できるプラスチックの小さな詰め替え容器にヘアパックを入れていこうと考えている。
基本的にヘアパックの容器というものは大きいものだ。
これをスーツケースに入れるとどうしても場所を取る。
私の旅行道の追求はこれからも続く。
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