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[理系による「映画」考察] 何が彼女をそうさせたのか(1930)

ざっくり、今から100年前の映画。

語弊を恐れずに言うと、シェイクスピアっぽい、
"あーあ、なんでこうちゃうんだろう…"
というストーリーであり、100年前に日本人がこんな表現をできていることに驚愕する。

主演の女優さんの顔も特徴的で、化粧や撮り方次第で、美人にもそうでないようにもいかようにもできそうで、これまた語弊を恐れずに言うと、"表現の媒体としてとても優れた人材であるという"観点から、モンパルナスのキキと何か共通点を感じた。

画像は、映画の中で印象的な一場面の構図を抽象化したもの。
敢えて画面全体に横線を入れるのは浮世絵っぽくて、日本人らしい表現。

クロスが多いこの画面はなんか見たことあるな、と思い巡らしたみると、旧作のエヴァンゲリオンのラストシーンに似ている。もしや元ネタはこれ!?

寺山修司っぽさも感じたが、後日検証しよう~。


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