[理系による「ファッション」考察] 暑いけどお洒落をあきらめたくない!、な時の半袖スエットのコーディネート方法
筋肉的な衰えとともに、Tシャツ1枚では恥ずかしくて外を歩けない中年ゴリゴリ理系です…
そんな時に、もしくは表題な時に、半袖スエット!、な話なのですが、少しクロニクル的な言及をすると、長袖しか概念のなかったスエットに、半袖の存在を自身に知らしめたのは当時のラフ・シモンズのコレクションでした。
上記動画の5:33にチラッと半袖スエットが出てくるのですが(当時はyoutubeなどなくMENS NON-NOからの情報でしたが)、若かれし洋服狂としては興味深々で、が、ラフ・シモンズを買えるお金などなく、古着屋でアメカジな半袖スエットを購入しました。
が、実際着用してみると、暑くて暑くてとても着ていられない…。それから半袖スエットの存在意義はさっぱり分からず時を過ごしてきましたが、"あれ?、Tシャツが似合わないぞ…"、と気づき始めた40代突入直後に、ようやく始めに記載した内容による存在意義が分かり始めました。
で、半袖スエットのコーディネートを色々試してみた結果の共有なのですが、まず男性編です(女性編もあります)。
結論、男性の場合はボトムにスラックスや革靴を選択し、ちゃんとしてる感を出すべし!、となります。
理由は、
ボトムにジーンズ・チノパン・軍パン・スニーカーを合わせると、ただのアメカジになるから、
ですが、もう少し言うと、お洒落にとても大事な要素である"着崩し"が、これらのアイテムでは出来ず、異なるカテゴリーのアイテム(スラックス・革靴)が必要となるからです。
例えば、上だと、パンツをウールパンツにすることで、アメカジな匂いを消し、"着崩"すことを試みています。
ちなみに、下ではチノパンを履いてますが、センタークリーツを入れてスラックス風にしており、かつ革靴を履いて”着崩し”を試みています。
次に、女性ですが、いつも通りの、半袖スエットは元々男性を意図したアイテムであり、原型はミリタリーであり、何も考えず着れば、それで"着崩し"になる、と記載したかったのですが、そうはいかないのです…
理由は、"アメカジ"が女性にも通用するから、です。例えば、90年代のPUFFYのPVを見てもらえばよいのですが、スタイルが"アメカジ"ド直球なのです。
女性が"アメカジ"をすること自体はいいのですが、これは何よりはじける若さが必要であり…
アメトラ(アメリカン トラディショナル)であれば、そのままで"着崩し"になるのですが、
アメカジ(アメリカン カジュアル)は、そのままでは"着崩し"にならず、一工夫必要です。
で、どーすりゃいいの!?ですが、やることは簡単で、小物でフェミニンさを出す、になります。
上の写真だと、ポイントはパールのネックレスと赤の布カバンになりますが、小物でフェミニンさをだせば、男性ではNGのジーンズでもOKです!
というわけで、夏もお洒落して、楽しく過ごしていきましょう~。
(上に載せたの写真は自身(と妻)の下のインスタにありますので、ご興味のある方は閲覧していただけると嬉しいです。)