見出し画像

ニューメディア2.0時代の効果的な文章術~ジブン株式会社ビジネススクール~

おはようございます、マサです。Voicyアプリ「木下斉の今日はズバリいいますよ!」のジブン株式会社ビジネススクール 2025年1月期の2時限目「軽やかに文章を書く方法」が先日配信されました。

ニューメディア2.0時代の発信戦略に欠かせないnoteやブログ等での文章術に直結する内容でした。また、参考図書となる上坂徹さんが著作の「10倍速く書ける超スピード文章術」についても、参考になる点がたくさんありました。

今回は「これは使える!」と思った文章術のポイントについて、紹介していきます。


読者のターゲティング

ターゲティングは、商品やサービスのマーケティング戦略においては必須項目です。最初のセグメンテーション(S)において、ユーザーや市場を属性別に分類し、次に来るのがターゲティング(T)で、分類したユーザーや市場に対してどこをターゲットとして狙うのか、という事を設定します(フレームワーク的には、この後4つのP: Product/Price/Place/Promotion が来ますが、ここでは関係ないので割愛します)。

まずは、「どんな人に届けたいのか?」をイメージするのが大切です。既に皆さんはやられているのかもしれませんが、私は漫然と文章を書いてきてしまっており、この点については意識出来ていませんでした。
上坂さんは本で「何の目的で、誰の役に立ちたいのか?」といった事を意識していると書いてあります。

私はB2B営業を長らくやっていますが、営業活動やプレゼンにおいて、ターゲットを決めない、イメージしないという事はありません。解像度はケースbyケースですが、商品の特性毎にどこの市場へ持っていくのがいいのか、どこの会社の誰にプレゼン(商品紹介)すれば効果的なのか、といった事は常に考えます。
なので、文章を書く・SNSで誰かに何かを伝えるといった時も、営業と同様にターゲットをしっかり設定してやった方が良いと気付けました。

話し言葉で書く

上坂さんは文章を書く際、読者へ話す様に書く事を意識されています。一般的に上手い文章とされるものは、人に伝わりにくいとも言われています。慣用句や起承転結といったものは、形としてはきれいに見えますが、中身的に読者に役立つものかどうかは別問題です。私自身、他人が書いた文章を読んだ際、言葉の使い方など恰好良くは見えるけど、冗長で何を伝えたいのか分かりにくい、と思った経験は結構あります(私自身もその傾向があると思ってます 笑)。

そこで効果的なのが話し言葉です。人は何かを話す時、相手に対して分かり易い様に内容を組み立てます。それを応用して、文章を書く時にも相手に分かり易い順番や論理で考えれば良いという事です。

再び営業の話になりますが、顧客と面談する・何かの説明をする時に、あまりガチガチにスマートに話そうとすると、肝心な要件が伝わらない事が多々あります(特に若い頃はそうでした)。相手との関係性次第というのはもちろんですけど、話す形にこだわり過ぎず自然体の口調で、相手に何を伝えたいのかを意識し続ける事が重要です。私であれば大阪出身なので、ビジネスの場でも関西弁を交える方が言いたい事を自然と伝える事が出来て、ついでに感情も乗りやすいという風に感じています。

素材を集めて書く

文章を書く際、「どんな風に書くか」という事に人は意識が行きがちです。でも大切なのは、読者に興味を持ってもらう為の「何を書くか」で、それには素材が必要です。素材は、”独自の事実”や”エピソード”を指します。
上手い文章にしようとして、素材に手を加えるのは悪手とも上坂さんは言っています。なので魅力ある文章にするには、魅力ある素材をそのまま活かした方が良いという事になります。

仕事でも、何となくの美辞麗句を並べた文章やスピーチは、結局相手の心に響かないといった事は良くあると思います。普段から、他人の興味を引ける・他人にとって価値があるコンテンツは何なのか?、この辺りを普段から意識すれば、色んな場面で魅力ある素材がストックされますよね。


上坂さんの本は、文章を書くという事以外に対しても、非常に学びのある内容でした。この本から得たものを自分のnoteや発信に活用していきたいと思います。それでは!!

#ニューメディア2 .0 #発信戦略 #文章術 #上坂徹 #ジブン株式会社

いいなと思ったら応援しよう!