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うちの子が自殺しない訳

キャラクターに暗い過去設定つけるの好きなんだけど、心を抉るような重い設定を付ける程に「どうしてこのキャラは自殺せずに生き続けているのか」という、生きる理由に頭を悩ませるようになる。なので、よその子の暗い設定+救いになっているもの、執念に近い目的等の様々な生きる理由を知りたい。

https://x.com/Reysyu02/status/750487812919554048?s=20

先ずぼくは自殺は
ニンゲンしかしないんじゃないかなーと思ってます。
こういうような文章にも
幾度か出会ってるようですし。

自殺はヒト特有なのかhttps://www.kagakudojin.co.jp/files/shoukai/Voice_article20210410.pdf

これに加えて、
獣は「全部」とゆー概念も無いんじゃないかなと
ぼくは思っておりまして。
嫌なものから逃げる時、
嫌なものがたくさんあったとしても
引っ括めない思うのです。
ニンゲンは引っ括めてしまうから
「何もかも」が嫌で
「全て」から逃げるには
死ぬしかないと思いついてしまうのではないかなと。

不運や不幸が重なりに重なっても、
その瞬間瞬間を生きる獣にとっては
事件の一つ一つは各々のまま。
ニンゲンは繋がりとか塊とかを見出してしまうから
絶望感が跳満してしまうのでは、と。

今動かしてる激重過去設定キャラの内、
ラン、トゥ、ナリス、チカッツ、京斉店長等
人達はそういう訳で生きてます。
意味もへったくれもない。
こと切れるその瞬間まで生きるのが当たり前だから生きている。

茉莉生や華代や真弓等
ニンゲン&ニンゲンだった子は自殺未遂をやらかしています。
ただこの子達は何時までも不幸に酔い痴れ続けられるタイプではないので
愚図ついた時期はあれど、
未遂に終わってしまった意味と使命に
時機が訪れた際に対峙せざるを得なかったという訳です。

恩仔や瞭尾さん等龍人竜人は、
竜龍種と竜龍人は長命なので、
絶望しても生きてりゃ環境も状況も
必ず変化してゆくものだと
本能的にご存知でいらっしゃるから
何がどれだけ重なろうと死のうなんて思わない、と。

蛇足。
基本的にぼく自身が胸糞悪く感じるタイプは出さないようにしているので、
キャラが偏りますけど、ダカラナニ? です。

自分のきらいなタイプをすきなひとに褒められても
嬉しくないどころか反吐ものなので、
偏りだの起伏だの
そういう事は気にしないことに決めたのです。


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嘉又夢了(かまた・むりょう)
宜しければサポートの程、お願い申し上げます。 頂戴したサポートは、 闘病生活と創作活動に充てさせていただきます。 スペインはグラナダへの長期取材を夢見ております。