20220204：爺グロリアスの回：熟睡
マリエラセス暦3897年2月4日緑曜日、
C'mon諭の皆が居る世界も2月4日、グレゴリオ暦2022年金曜日、立春。
ベランダの藤の枝に器用にぶら下がったまま
熟睡している刀畿の横で一日読書した。
うなされたりして苦しむ様子も無く、
気持ち良さげに熟睡しているだけのようだった。
自室に閉じ込められない事、
界狭間に取り込まれない事、
この身の自由に心から感謝した。
そうだ、
ベランダで過ごして風邪を引く肉体は、
藤棚の下の硬いベンチで痛くなる肉体は、
もう私には無いのだから、
暫く此処で過ごせば良いのだ。
そうしよう。
しかしまぁ、良く寝るなぁ。
昼夜逆転生活の皺寄せがきたのかもしれないな。
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