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【スプラ3】フィジカル弱者でも出来る!強みを押し付ける方法論(前編)

麻雀ならXP30、スプラトゥーン3を語ります。
エイムもキャラコンもダメダメの私でも、強みを押し付ければ戦える。




本投稿のターゲット


私のnote全般に言えますが、本投稿では一貫して「強くなる」より「勝ちに行く」話をします。
強くなる方法論は上位勢などによる無数のコンテンツがあると思いますので、ここではそういった要素には触れません。
各々のランク帯において今の実力のまま目先の勝率を高めるための方法論を、私が麻雀の世界で培った勝負師としての戦略から解説していきます。

とは言え私は麻雀ならXP3000でも、スプラはXP2000(自認はXP1500)のノンジャイロおじさんですから、結果的にメインターゲットは初~中級者層になると思います。
さらに、エイムもキャラコンも皆無の私がスプラ3レビューから200時間未満でXP2000を達成した「弱者の戦法」に興味を持った方こそが本note全般の真のターゲットになると考えています。

…さて、本投稿のテーマは「フィジカル弱者でも出来る、強みを押し付ける方法論」です。
ということは、先ほど触れたターゲット層に加え、今回は特にエイムやキャラコン、動体視力や反射神経などのフィジカル面に自信が無い人にこそ読んでほしい投稿となります。

では早速、行ってみましょう。

強みが無いなら弱みから探す


そもそも勝負事に勝つためには?という話からになりますが、「勝つには自身の強みを押し付けよ」といったフレーズはよく聞くかもしれません。
ですが、そもそも自分には勝ちに繋げられるような強みなんて持っていないよ、という人も多いでしょう。
かくいう私もそうで、スプラトゥーンにおけるプレイヤースキルのなかに私の強みは何一つありません。

ではどうすれば良いのか?
それは単純に、自身の明確な弱みと自覚している部分での戦いを可能な限り避けることで、相対的にそれ以外の部分での戦いの要素を増やすということです。
要は、向いてないことは避けてそれ以外で戦いましょうという話です。

スプラトゥーンというゲームにはキルに塗りにルール関与にと色々な役割があるだけでなく、例えば同じキルの役割だったとしてもチャージャーとローラーでは求められる要素がまるで異なります。

さて、そういった話を踏まえた際に、今回のテーマは「フィジカル弱者」。
では、エイムもキャラコンも弱みだと捉えた際に避けるべき行動とは?

その答えは「対面」です。
…いやいや、対面を仕掛けないと一生対面が上手くならないじゃないかと思われるかもしれませんが、そもそも上手くなるという未来軸の話ではなく、シンプルに今現在の手札で最も弱い「対面」カードをわざわざ場に出さなくて良いでしょう?という現在軸の話です。
ただし仮に未来軸の話だったとしても、手札で最も弱いカードを一生懸命に鍛えたところでそれが強みになりえるかというと懐疑的で、手札で最もマシなカードを先に鍛える方が強みになりえるとも思っています。
フィジカル弱者の自覚があるならば、どうしても対面がしたくなったらナワバリやオープンに駆け込んで対面を仕掛けましょう。

では、フィジカル弱者にとってのマシなカードとは何か?
当然、対面以外の主要な選択肢ですから「塗り」と「潜伏」です。

よって本投稿におけるフィジカル弱者の方法論とは、このいずれかを主体として戦いに挑むことが基本であり、対面は割り切って捨てます。
これは極論でも何でもなく、そうしなければ対面という自身の弱みで戦わされる羽目になってしまうわけで、勝負論からすると当然の選択です。

さらには、塗りか潜伏かでさえも片方しか選べないという点も注意です。
何故ならば、塗りと潜伏という正反対の行為を両立するには自ずと万能型の立ち回りが求められるわけで、対面を捨てているのに万能型を選ぶというのは全く強みにはなりえません。
塗りか潜伏のどちらかに寄せ切るからこそ、対面を捨てても強みになりえるのです。

本投稿は前編ということで、まずは塗りの道に特化して解説していきます。
この道は自身に適性がありそうか?という意識で、以降の内容を読み進めてもらえればと思います。

塗りを強みとするための道


当たり前ですが、何も考えず対面を避けて塗り塗りしていればそれが強みになるかというと、そんなわけがありません。

対面する目的はキルという結果を得ることで戦況を傾けるため。
では塗る目的とは?
そういったところから考えるのがこの道のスタートです。

塗りの目的


塗って対面しないということは、平場でのキルは完全に味方任せとなることを意味します。
となると、塗りの目的の一つは味方のキル。
さらにこれを言語化すると、塗りの目的の一つは、味方の進路と退路を作ることであるとわかります。
そして、進路と退路では当然ながら敵陣の敵インクを塗る必要のある進路づくりの方が大変という点もポイント。
この塗りは、敵陣でこそ輝くのです。

もちろん他にも目的はあり、クリアリングもその一つ。
ローラーのような潜伏ブキが敵軍に居る場合は、進路にも退路にもなりえないインクこそ塗ってあげる
要は、潜伏相手は全部塗れということです。

これらについてもきちんと言語化すると、敵軍に潜伏主体がいれば自陣優先で塗りたくり、敵軍に潜伏主体がいなければ自陣はそこそこに敵陣の進路を抉るように塗るべしということです。

そして塗りにおいて最も重要な目的、それは塗りまくって得たスペシャルによって直接戦況を傾けるということです。
こう書くとひたすらスペシャルを溜めることを思い描くかもしれませんが、それは打開など非常時のための手段。
あくまで自陣敵陣を問わず敵インクを塗ってスペシャルを溜めることに意味があると解釈することが重要です。

ブキに求める要素


おおよそここまでが塗りを強みとするうえで意識すべき要素ですが、実は一番肝心なのは、これらの目的を達成するために何のブキを担ぐかです。
分かりやすい例で言えば、スプラローラーを担いで塗りを強みとする選択にはなりえませんし、スプロラなら潜伏の道に決まってます。

塗りの道とは塗りに特化したブキありきであり、現在のメインブキがそうでないならば、それは塗りブキに持ち替えなければならないことを意味します。

では、この道を歩むうえでブキに求められる要素を整理します。
当然、たくさん塗れるとか塗りのインク効率が良いとかは言うまでもないため省き、対面を避けて塗りに特化する道を歩むうえで求められる要素のみを抽出して解説します。

まず一つ目は射程が長いことで、これは長ければ長いほど良いです。
何故ならば対面を避けるということは、敵と一定の距離を保ったまま塗る仕事が出来る必要があり、そのためには一定以上のブキの射程が欠かせないためです。
さらには、退路よりも難しい敵陣への進路づくりにおいても、射程が長い方が作りやすいという点もあります。

そして二つ目は、自身にとって最も効果量の大きいスペシャルの付いたブキであることです。
塗り特化の道を歩むということは平場は徹底して味方のアシストに徹するということであり、味方の実力に結果が大きく左右されることになります。
ということは、塗りに徹して勝てそうもなく、そもそも対面では望み薄となると、あとはスペシャルしかありません。

こちらは私にとってのスペシャルTier表ですが、まずはアナタにとってのXティアのスペシャルは何になるのかというのを明確化しておかなければなりません。

塗りの道とは、他のどの道よりもスペシャルへの依存度が高いことを意味するわけです。
ということは、ある意味ではメイン選び以上にスペシャル選びが重要になってきます。

ちなみにこの道は現在進行形で私が選択しているもので、オーバーフロッシャーデコをメインブキに採用していますが、私はテイオウイカと心中するつもりでこのブキを使っています
対面を捨てるということは、これくらい割り切った判断があっても良いのです。

前編まとめ


以上が一つ目の道ということで、塗りを強みとするための道について解説していきました。

途中でオーバーフロッシャーデコの話をしましたが、極めて長い塗り射程に、テイオウイカという実力無視の絶対効果を持つスペシャルを軸に戦うことで、フィジカル弱者である私を最高XPに導いてくれたブキであり道であるわけです。

では後編では、前編とは違うもう一つの道、潜伏の道について解説していきたいと思います。

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