【LOL】LJL2020 Spring、レギュラーシーズンの結果まとめ
LJL2020 Spring、レギュラーシーズンの結果とプレイオフの予想
まだタイブレークが残ってはいるが感想を。
【予想】
1位:Sengoku Gaming
2位:Detonation FocusMe
3位:Fukuoka SoftBank HAWKS gaming
4位:V3 Esports
5位:Crest Gaming Act
6位:Burning Core
7位:Rascal Jester
8位:AXIZ
【結果】(レギュラーシーズン終了時点)
1位:Detonation FocusMe
2位:Sengoku Gaming
3位:V3 Esports
4位:Rascal Jester
5位:AXIZ
6位:Burning Core
:Crest Gaming Act
8位:Fukuoka SoftBank HAWKS gaming
1位:Detonation FocusMe(12-2)
やはり王者は王者だった。DFMは圧倒的な成績で1位通過。
LJLのキャスター陣の話にもあったが、
・レーン戦での有利をスノーボールさせるマクロ
・レーン戦での不利を覆す集団戦のうまさ
の2つが他チームを大きく引き離していた。
メンバー変更がないため「次に狙うオブジェクトが何で、それに向けて今、何をするべきか」の意思が、チーム全体で共有できているのが本当に他チームと違ったと思う。
ドラフト面でも従来のDFMのとがった(悪く言うとワンパターンな)構成からの脱却を図っており、Steel選手にキヤナをPickさせたり、Ceros選手が2019年は1度もPickしなかったカシオペアを今シーズンは最多Pickするなど、
様々な戦術を試しておりチームとしての成長を感じるシーズンだった。
ただ、集団戦の逆キーは常にGaeng選手のエンゲージによるものの印象は否めないため、プレーオフではドラフトでターゲットされたときにどうするかが鍵か。
(負けた2試合はカルマ・セナと非エンゲージタイプのチャンピオン)
2位:Sengoku Gaming(9-5)
ドリームチームと呼ばれたSGだが序盤はコミュニケーション不足などもあり満足なパフォーマンスが発揮できなかった。ただ試合を重ねるごとに連携面を強化させ、二回り目は1位のDFMを倒しての6-1と強さをみせた。
戦術はドラゴンを最優先するスタイルで1試合平均のドラゴン獲得数は平均3.5で1位。
DFM以外ではもっともスノーボールが上手いチームであり、
Blank選手を中心に敵のリソースを奪っていく動きは特にきれいであった。
気になるのはapamen選手のスタッツ。KDA1.8、KP(キル関与率)51.9%は出場Topレーナー中最下位であり、レーン戦でのデスの多さと集団戦での孤立死や寄りの遅さなどは修正すべきポイントか。
3位:V3 Esports(8-6)
昨年準優勝のV3はメンバーを大きく変更した影響から序盤は苦しんだが、後半は建て直し3位でのプレイオフ進出。
Paz選手の調子に左右されたシーズンとの印象が強く、序盤の絶不調から後半は見事に立て直し、Evi選手に次ぐTopレーナーとの評価にたがわぬプレイを取り戻した。
プレイオフではMidのAce選手のパフォーマンスが鍵。アサシンやバーストタイプのメイジのパフォーマンスが高いため、カシオペアやアジールなどのDPSタイプのチャンピオンがPickできるようになると戦術の幅が広がる。
4位:Rascal Jester(7-7)
LJLキャスター陣の評価が高かったRJは4位でのプレイオフ進出。
下馬評ではLJL最強のBotDuoではとの呼び声も高かったArt選手/ViviD選手のコンビだが、今シーズンは他のチームのBotDuoも軒並みレベルが高くそこまでのインパクトは残せなかった。
「なぜこの試合の勝者がRJなのか」という試合がいくつかあり、
チーム全体として粘り強く戦うことができたのが印象的だった。
ポジティブな内容としては最終週のhachamecha選手のレクサイであり、
これまでのセジュアニのOTPの印象を覆すパフォーマンスで、戦術の幅を広げたのはプレイオフに向けて大きな材料となった。
※セジュアニは今シーズンも3戦3勝
5位:AXIZ(6-8)
8位予想にしたAXIZがまさかの5位。関係者の皆様、大変申し訳ありません。
Week2まではレーンをイーブン以上で済ませてもそのあとのマクロや集団戦で不利になり、そのまま負けるというパターンだったがWeek3からはチームの連携が大きく改善し、レーンの有利をうまく生かして試合に勝利する動きができるようになった。
特にMidのGariaru選手は今シーズン大きく成長し、15分時点でのCSD(CS差)、XPD(経験値差)ともにMidレーナーのうち1位を記録するなど飛躍のシーズンとなった。
また、JGのHoglet選手はコントロールJGとして自身を犠牲にしてもレーナーを勝たせる動きを徹底しており、チャンピオンプールの広さと合わせてチームのMVP級の活躍を見せた。
チームとしてスノーボールの技術が向上すれば十分に上位を倒せるチームへの変貌も可能。
6位:Burning Core(5-9)
どこまでいってもOnce選手のチームだった。それがシーズンを通じて変わらなかった。メンバーはSupのProud選手のみの変更であり連携面では他チームにアドバンデージがあったはずだが、
Once選手のGankから作ったレーン戦の有利をOnce選手の暴走から手放す試合が多数あり、不安定な試合運びがシーズンを通して改善しなかった。
ADCのYuhi選手も昨シーズンからの成長を見せられず悔しいシーズンとなった。
一方でRayfarky選手はEvi選手からもソロキルを奪うなど
特にシーズン序盤のパフォーマンスは素晴らしく成長を感じさせた。
タイブレークではOnce選手がどちらに転ぶかが鍵。
7位:Crest Gaming Act(5-9)
こちらはどこまでいってもAria選手のチームだった。
Once選手と比べるとパフォーマンスの波は小さいAria選手であったが、
今シーズンは新加入のGango選手が思った以上のパフォーマンスを発揮できず、キャリーできる選手がAria選手しかいなかったこともあり依存度が大きかった。
JGのYoshi選手はリーシンのパフォーマンスは見事だったがそれ以外のパフォーマンスが悪く、そこが露呈して以降はプレイも委縮してしまい結果を残すことができなかった。
タイブレークではAria選手にキャリーできるPickを与えることができるかが鍵。
8位:Fukuoka SoftBank HAWKS gaming
3位予想したSHGはまさかの最下位。誤算はMidのRamune選手で、
LJL屈指のMidレーナーであったDasher選手をTopにコンバートしてまで据えたにも関わらず、15分時点でのCSD(CS差)、XPD(経験値差)ともにMidレーナー中、下から2番目と結果を残せなかった。
ただSHGは今シーズン結成のためチームとしての習熟度はまだまだこれからのチームであり、オフシーズンに今シーズンの反省と連携を強化することで2シーズン目となるSummerでの飛躍は期待できる。
個人的オールスター
Top:Evi
JG :Hoglet
Mid:Aria
ADC:Yutorimoyashi
Sup:Gaeng