今までに学んだことのまとめ【雀魂・雀傑3】
4連ラスを取りました。
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自分としてはスムーズに雀傑3になり、実は天才なのでは!?などと思いはじめた矢先でした。
鼻っ柱を折られるとはまさにこのことです。
初心者向けの麻雀講義系動画をたくさんみて勉強したつもりてしたが、牌譜検討してみると教わった事と真逆のことをしていたりして、全く身についていないことがわかりました。
そこで自分の知識としてなんと無く知っているだけで済ませるのでなく、地力として染み込ませる目的で今まで学んだことを書き出してみました。
復習のつもりで書いていますので、もし間違いや、アップデートしたほうがよい内容がありましたらぜひコメントやXへのポストなどで教えて頂けると嬉しいです。
💥攻撃(手作り)
①基本はリーチを目指す
・説明不要※の最強役、リーチを最速で打てるようにするには?
※リーチはなぜ強い?
→手牌に役が無くてもテンパイであれば役をつけられるのでアガることができる
→アガると裏ドラを確認する権利があるので追加のドラや一発など、偶然役が付くことで高い打点を期待できる
→テンパイを宣言するので他家が勝負から降りてくれる可能性がある(高打点放銃の可能性を回避したいため)
・牌効率、平面(場況などが関係ない)何切るを勉強しよう。相手よりスムーズにテンパイをする事でアガれる確率が上がるのは勿論、放銃する可能性も下がる。
・リーチを目指す場合字牌は基本的に不要、残さなくてよい(安牌としての字牌を持つな)
・オタ風>三元牌>自風牌の優先度で切るのが良い
②リーチが難しいなら鳴く
・リーチ、つまり門前で手を組むのが難しそうな配牌、役牌の対子が複数あるなどは鳴いてアガることを考える
・役牌やドラと混一色やトイトイなどの鳴いても2翻付く手などを組み合わせる
・鳴いても3翻以上になるような手組みを意識する(いわゆる躱わし手はその限りではない)
・鳴き手なら2シャンテンの際に3つアタマがあると強い(ポン材)(⚠️面子手は3つだと弱い)
③それでも上がれなさそうなら守備力を高く持つ
・七対子、混一色を意識しながら手を整える。手牌によっては国士無双も視野にいれておく
・とにかく失点を最小限にするために安全な牌を溜める
・生牌の字牌は危険牌になる可能性を考慮する。捨て牌2段目くらいまでには捨てておく方が良い。
🪖守備
①リーチが入ったら降りる
・ベタオリする、回し打ちは考えるだけ無駄(有効活用が難しいため)
・1シャンテンでも迷ったら降りておく(高打点が望める場合などはその限りではない)
②対副露手(鳴いている相手)も巡目や翻数などでリーチとして扱う(降りる)
・ドラのポン
・清一色、混一色など染め手狙いが明らかな捨て牌
・捨て牌1段目までに3副露、2段目2副露、3段目1副露
③ベタオリは他家に危なくなりそうな現物から
・現物を優先して切るのは当然として、現物が複数あるなら
3〜7>2-8>1-9>字牌
の優先度で切る(別の他家のテンパイの際に危険牌になりうる)
・スジやカベの概念を理解する
・ワンチャンスは安全ではない。どうしても安牌が無い時に頼る。
・現物が無く安全そうな牌も無いときにアンコがあるならばそれを切る
🛠️ワザ(考え方)
①5ブロックに構える(5ブロック理論)
・4メンツ1雀頭の形を5つのブロックとして認識する事でアガリの形がわかりやすくなる。
⚠️個人的な失敗談
・5ブロック"だけ"を意識するあまり少し牌姿が複雑になるだけで待ちがわからなくなり、結果牌効率に反した打ち方をしてしまっている。
最速でテンパイを取れるようにするための5ブロック理論のはずが、活用できていない。
高段者のプレイヤーでも牌効率が苦手な人もいる様子。
初心者のうちに平面的な(場況などを考慮しない)何切るを沢山解いて効率のいいテンパイを取れるように訓練すると昇段もスムーズに行くかもしれない。
②押し引きについての感覚を身につける
・自分の手の価値を考えてアガリを目指すのか、そもそも目指さないのか判断する
・アガリを目指したものの、他家に先制リーチを打たれた時に自分の手牌の価値を再確認し、落ち着いて勝負するかしないか見定める必要がある。
・リーチ(またはリーチ相当の鳴き)が入った時、自分の手が2シャンテンならどんなに高打点でも諦めるほうが良い。
・安全牌がないから押すはダメ
・ダブルリーチなんて待ちわからないから押すはダメ
・危険牌1枚だけ押してみるはダメ、せっかく放銃のリスクを負った意味がない。押すときは全部の危険牌を切る検討をする。
③点数計算をざっくりでも理解する
・自分がどのように得点すれば逆転できるか、反対に逆転されない点数は何点までかなど、点数計算ができると役に立つ場面は多い
・符も含めた細かい正確な計算ができる必要は(現時点では)無い。
・1翻1000点、2翻2000点、3翻4000点、4翻8000点、6翻12000点、8翻18000点、11翻24000点、13翻32000点など、ざっくりでよい(親1.5倍)
・点数計算が一切出来ないと自分の実力が2割減くらいになる(イメージ)
④専門用語を少しずつ覚える
・麻雀はじめたてであれば「まるい牌の5」などでも良かったが、もうそろそろ「5筒(うーぴん)」と読むようにしたい
・簡単なところではペンチャン、カンチャンなど、(初心者に)難しいところでは「またぎのスジ」「飛び対子」など、専門書や戦術書に出てきた用語はわからないままにしておかない
・麻雀講義系の動画などを見ても、わからない専門用語があると理解ができないのは損でしか無い。
💗メンタル
①短期的な戦績に深く悩まなくてよい
・麻雀の正確な実力を測るためには1000半荘打つ必要があると言われている
・4人で競うので、誰か1人は必ずラス(4着)になる
・平均順位が2.5の人がラスを取る確率
1回約25%
2回約6.2%
3回約1.5%
4回約0.4%
5回約0.09%
・4回くらいまでなら不運だとは思うがあり得る数字
②ラスを取ったら一呼吸置く
・数字の上では連ラスの確率は約6.2%だが、1回ラスを取ったことで大なり小なり感情的になり、打牌の選択に影響が出るのでもっと高いはず
・ラスを取って熱くなる気持ちを抑えて、別のことをしたり、本当にただの不運だったのか、牌譜検討をしてみたり、とにかく一呼吸置くほうがよい
・瞑想して頭をリセットする
・どうしても抑えきれないモノがあるならその日は打つのをやめて別のことをするほうがよい
③トップ目、ラス目、親だから、オーラス手前だから、などの理由で打ち方を大きく変えない
・普段と違う打ち方はミスの元になる
例)トップ目でオーラスだからさっさとアガって終わらせたい。結果無理した打牌になり放銃する。
例2)ラス目だからとにかく上がって少しでも点数を稼がなくては。焦って打牌して放銃する。
・ダントツでオーラスだから無理をせずアシストするなど、確かに選択肢としては存在するがやめた方が無難。できる余裕が生まれたらやるくらいで良い
④ラス回避ルールは1着を無理して狙わない
・雀魂(天鳳も)はラスを取るととてつもなく痛いルールなので、ラスにならないように防御力を高くもつのが大切(安全牌とかではなく、地力の話)
・現在2着だが、高打点の放銃をすると4着になりかねない状態、ただし上がれたら1着になる。そんな状態のときに1着を狙わない。
・1着を2回、4着を2回。2着を2回、3着を2回。平均順位で言えば同じだが、後者しかポイントを得られない
・麻雀は得になる選択を重ねて行くゲーム。無理して1着をもぎ取るより、確実な2着を優先する
・何しても2着は確実な上にアガれば1着も不可能ではないなら暴れる(レアケース)
⑤徹底することを徹底する
・習ったことを実践できないのなら意味がないので、徹底する
・リーチに2シャンテンなら降りると決めている人。ドラが5枚だが2シャンテン、相手から先制リーチ。ドラ5でも降りる、無理なものは無理。徹底。
・でも回し打ちで…とか半端に何かするのはやめる。徹底する。
・麻雀で一番難しいのは自分で決めたりシステム化した打ち方を徹底すること。
⚠️これらのセオリーや戦い方は今後段位が上がったりフリー雀荘に行ったりすると通じないことがある。
必要に応じてアップデートしていく必要がある。
まとめ
麻雀講義系のYouTuberヨーテルさんの配信を見ていて
「麻雀って徹底することが一番難しいですからねぇ〜」
とおっしゃっていました。
4連ラスを取った時、一番最初に思い出した言葉です。
講義系の動画や記事には「これができれば雀豪(聖)はいけます」など書かれていたりします。
それはおそらく間違いではないのだと思うし、事実として勝てるようになっています。
ただし、それらを徹底的に徹底しなければ、恒久的に実力を発揮することは不可能なのだと実感しました。
私の今年の漢字は2文字「徹」と「底」です。