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麻雀初心者の私が読んではっきりチカラになったと思える本まとめ


①これだけでOK! 麻雀初心者が最速で勝ち組になる方法 (マイナビ麻雀BOOKS)

著作は平澤元気先生です。
この本が出た当時はプロを辞めて麻雀YouTuberとして主に初心者向けの動画を投稿しておられたと思います。
現在は最高位戦日本プロ麻雀協会に参加しご自身も競技麻雀の打ち手としてご活躍されています。
平澤元気先生はYoutubeに麻雀講義系の動画を数多くアップしている上に、麻雀の本も多く出版されており、ご自身の著作はなんと15本もあるそうです。
今回おすすめしたいのはこの1冊、初心者勝ち組本です。
私のバイブルといっても過言ではありません。
雀魂のレベルで言えばインストールして友人戦を何回か打ったよ〜くらいの方から雀桀と雀豪を行き来しているいわゆる金玉(きんぎょく)ループに陥ってる方、特に今まで麻雀については勉強らしいことは一切してこなかった方にもお勧めできます。
この本には最低限の手作り、守備、押し引きについて書かれています。
この内容を全て徹底することができれば雀桀3になるのはそう遠くないはずです。
ただし、徹底ができないと雀士3から雀桀1に上がるのも厳しいと思います。それくらい基本的ながら重要な内容であると思います。

追記
※紙の本は長らく増刷がなかったためか値段が上がっているので電子版をおすすめします


②麻雀・一番やさしい牌効率の教科書 (マイナビ麻雀BOOKS)

こちらも著作は平澤元気先生です
麻雀における攻撃と守備、どちらにも重要な牌効率についての入門書と言えます。
本書で印象的だったのは前書きに

”(前略)この5ブロック理論が初心者向けの説明として流行ったことで、「それより手前」でつまずいている人を置き去りにしてしまっているのでは、とも思うようになりました。”

と書かれていたことです。
つまりは5ブロック理論は知ってるけど牌効率そのものは知らなくて、5ブロックにすることだけを意識しすぎているために、スムーズに上りに向かうための5ブロック理論を活かせていないどころか逆にシャンテン数を戻してしまうような打牌を選択してしまう人が生まれてしまっている、ということだと思います。私のことを言っているのかと思うくらいクリティカルでした。他の麻雀講義系インフルエンサーの方も同じようなことをおっしゃっていて、教える立場の方たちからするとかなり同じような牌効率について勉強した方がいい方々が沢山いるってことになります。
それは牌効率について抜きん出ていれば、多少他の面が荒かったとしても戦える武器になると思います。
その武器を磨くためにこの本は最適だと思います。

③ウザク式麻雀学習 牌効率

②の牌効率の教科書がまさに教科書とすれば、こちらは問題集付きの参考書と言えるような内容になっています。
問題だけでなく解説もついているので教科書を読んで学んだことを復習しながら読み進めていくことができます。
「牌効率的にはこっちだけど⚪︎⚪︎(場況など)が絡むから正解はこっち」的な問題があまりないので素直に牌効率そのものを学ぶ2冊目としておすすめです。
何切る本で有名なGウザクさんはYouTubeにも動画をあげているので、初心者マークがついた動画を見てみると進研ゼミの気分になれること請け合いです。
5冊目の金バージョンが出ていますので、緑バージョンで物足りない、、もっと何切るを解きたいと思った方は過去作も含めて購入を検討してみるといいかもしれません。


④麻雀・牌譜検討マニュアル (マイナビ麻雀BOOKS)

こちらはまた平澤元気先生の著作ですが麻雀を始めて1週間くらいの本当にすぐの方には早い気がします。
ただ、麻雀についてもっと強くなりたいと思っている方ならどなたでもおすすめできる一冊です。

自分のプレイを録画しておいて、あとで見返すことで操作のミスや戦術的なミス、あの瞬間はもっといい選択肢があったかなど、振り返って反省したりすることは、銃を撃ち合うFPSや格闘ゲームなどPvP (対人ゲーム)で遊んでいる人にとってはもしかしたら馴染みがあるかもしれません。
最近はゲーム機本体に過去に遡って録画できる機能が標準で搭載されており、もはやパソコンでゲームをしている人だけの特権ではなくなりました。
PvE(対NPCゲーム)でも録画して見返すことで攻略手順の間違いや新しいコンボや攻略法を見つけるきっかけになったりと何かと役に立つ機能です。麻雀においてはリアルで麻雀牌をガチャガチャやりながらの振り返りはなかなか難しいものがありますが、ネット麻雀においては天鳳、雀魂ともに振り返るための機能が備わっており、それを長期間保存しておいたり、有名なAIに診断してもらうこともできるようになりました。

ただ、麻雀で振り返ろうと思い牌譜を自分でのぞいてみてもまずどこを見ていいかわからないし、放銃シーンに限ってみてみても、自分の打牌がなんだか正しいように思えてきて全く勉強になりません。
なんなら自分が気持ちのいい上がりをしたシーンを振り返ってみるとAIからはその打牌はねーだろって突っ込まれたりしてもうわけがわからなくなります。そんなよくわからないけど効果はあるらしい牌譜検討についてのやり方が事細かに記載されており、強くなる手助けになることは間違い無いです。

とはいえこの本は①〜③のように読めば劇的に何かをすぐに得られるという本ではないことは頭に入れて読まなくてはなりません。
前書きにもある通り、ライ⚪︎ップのように自分でお金を払ってきついトレーニングと食事制限をしながら麻雀を打つことになります。
しかしそうして地道な筋トレと食事制限から得られるものは、今後の人生における健康的かつ優秀な肉体のように、絶対的な雀力だと思います。


まとめ

4冊中3冊も平澤元気先生の著作でした。
勝手に取り上げてしまいました。
実際平澤先生のチャンネルに40〜50分でそれぞれの項目についてまとめられらている動画があるのですが、それが書籍になった感じのものが多い気がします。
無料で見られるものも確かにありますがこうして手に取って本として自分のペースでじっくりと頭に溶かし込みながら読むことで自分の糧になりやすいし、動画は見返しづらいので圧倒的に本で買う方がいいと思います。
ちなみに私は全てKindleで読めるようにAmazonで購入しました。
お正月休みにまとめて読んで、段位戦打って、牌譜検討して、読み返したりしてまた段位戦打って、そんな休みを想像しながら終わりにします。
ありがとうございました。

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