コロナ

最近、コロナを初めて発症した。
主な症状は、高温38度以上と喉の痛みだった。

「あれ?」と思ったのは6/19(月)の昼ごろ。
喉に少し痛みを感じる。ただ、これぐらいならまああるだろう、とこの時は軽く考えていた。
夜になり熱を測ると、37.1度で微熱だった。まああるだろうと、また軽く考えていた。しかし、やばいかもと感じ始めたのはそのすぐ後だった。数時間ごとに熱を測ると37.3度、37.5度、37.8度、38.1度、……と測るたびに熱が上がっていく。

6/20(火)朝測ると38.9度で会社を休み、病院に行くことになった。
病院では高温の人は、通常の診察ではなく特別な診察だった。特別な診察とは、診察時間が11:30〜しか見てもらえず、9時から診察が始まると思っていた自分は病院の駐車場まで来てはいたが、一旦家に帰った。そして、再び病院に行くと、診察は感染が広がらないように病院内ではなく駐車場で車内で行った。今はインフルエンザも流行っており、コロナと両方の検査を行った。結果はコロナ陽性。5日間の自宅待機となった。薬についてはコロナの薬は重症者や高齢者にしか出されず、一般の人は対症療法で熱や喉の痛みに対しての薬を渡されるということだった。おそらく、土曜日にあった会社の飲み会で感染したのだろう。後で分かるが、飲み会に来ていた内の2人も同時期に陽性になっていた。
会社に電話で連絡をし、休みをもらうことになった。会社の人達に申し訳ない気持ちとともに、この時はまだ症状が軽かったため休める嬉しさもあった。会社には、報告書みたいなものを出さないといけないらしく、電話で聞かれながら上司に書いてもらった。
その日の夜、2時頃から6時頃まで熱がひどく寝れずに夜を過ごした。その夜は体温の熱さを感じながら、汗だくで布団の中にこもっていた。薬を飲んでからは落ち着いたが、薬の切れた時はかなりきつかった。熱は39度ぐらいで、薬を飲むと38度くらいまで下がるような状態が3日ぐらい続いた。

6/21(水)、高熱には慣れてきたのかあまり苦しさを感じなかった。しかし、今度は喉の痛みに苦しんだ。喉をバーナーで炙られるような痛みが常にあり、飲み込む時はそれに加えて喉を拳で殴打されているぐらいの痛みで、今まで体感したことのないものだった。こちらも痛み止めで少しは良くなるが、薬が切れた時にはやはり、激しい痛みを感じた。

6/22(木)、相変わらず続く喉の痛みと39度近い高熱だった。まだ治る兆候が見えない。薬がなくなったため、病院へ再びもらいに行った。

6/23(金)、熱は少し下がってきた。ただ、喉の痛みはまだ続いていた。薬を飲めば、いつもの状態ぐらいにはなってきた。

6/24(土)、熱は完全に下がった。喉の痛みも軽くなってきた。

6/25(日)、ほぼ全快状態になった。

その後一週間ぐらいは、鼻から異臭がして嗅覚と味覚がおかしかったが、しばらくして良くなった。今では後遺症もなく元通りになった。

今回驚いたことは、休んでしまったことにより会社の人に迷惑かけたとか、人に移してしまったかもとかは、少しは思うところもあったがあまり感じなかった。やはり自分の身に起こることに対してのみ考えが強く働くのだと感じた。

コロナは5類に引き下げられ、これからマスクを外していくようになると思う。感染もしやすくなると思うが、そういったことを考えすぎて楽しめないのは良くないと思う。自分や他人の身を守ることは大切だと思うけど、楽しむ時はしっかり楽しめばいいと思う。

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