Instructional : サルサ・ダンス講座(VHS)
No. 17
オルケスタ・デ・ラ・ルスのカルロス菅野がナビゲーターとなって「うじきつよし」をニューヨークのサルサクラブに誘い、サルサダンスレッスンにチャレンジするというストーリー。レッスンの甲斐あって、サルサクラブで女性を誘い楽しくダンスを踊ることができるまでを描いている。
このサルサ講座の講師は、ニューヨークでも有名なステッピング・アウトで教えている、Diane LachtruppとAngel Figueroaの二人。
華麗で美しい踊りは、見ていてとてもエレガントである。
ベーシックステップ、サイド・ブレイク、ターニング・ベーシック、アンダー・アーム・ターン、クロス・オーバー、クロス・ボディ、シーゴーズ・ヒーゴーズ・シーゴーズ。
最後に、インストラクターの二人が、デ・ラ・ルスのEl AGUA BELENの軽快なリズムに乗って、素晴らしいダンスを披露してくれる。当時、このFigueroaは東京にもやってきて、多くの人を魅了し、このニューヨークのブレイク・オン2スタイルにはまった人もたくさんいる。エディ・トレスのスタイルとは少し異なる。
最後に、スペシャル・エディションとして、"ARROZ CON SALSA"のプロモーションビデオがある。
<一言コメント>
世界的に絶大な人気を博していたオルケスタ・デ・ラ・ルス。そのリーダーとしてカルロス菅野がさまざまなライブビデオなどを通じて、日本にサルサダンスを広めようとした功績は多大である。VHS「マジソン・スクェア・ガーデンのオルケスタ・デ・ラ・ルス」では、エディ・トレスのレッスン、この「サルサ・ダンス講座ではフィグェロと、本場ニューヨークのサルサをリードする二人を取り上げたのはさすがである。
シーゴーズ・ヒーゴーズ・シーゴーズは、このビデオで多くの人に広まったと思う。
当時は、エディ・トレスのスタイルはあまり広まらなかったものの、サルサ・コングレスが世界的に開催されるに伴い、ニューヨークの主流は、エディ・トレスのスタイルに移っていった。
発売元:BMGビクター
発売日:1994年6月1日
時間:約85分
価格:4800円(税込)
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