カバーカーライフ Mj11月号 より

「 高校生の時、“ あのクルマなんぞ”って
それ以来ずっと欲しいと思ってました」

公務員
宇都宮 明さん（25）

Ｈ２７年式 トヨタＦＪクルーザー
［ 所有歴 ６年 ］

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さまざまなカスタム施しつつ
ファミリーカーとしても活躍

　迫力たっぷりのビッグボディに個性溢れるデザイン。加えて、さまざまなところに施したカスタムがさらに存在感を高める。
「まわりからも派手やね、って言われます（笑）」
　宇都宮明さん（25）が所有するトヨタFJクルーザーはいうまでもなく周囲の目を惹きつけるが、宇都宮さんもかつては惹きつけられた側だったようだ。
「高校生の時、（FJクルーザーが）道で走っているのを見て、『あのクルマなんぞ？』って目を奪われたんです。そのクルマはめっちゃカスタムしていてカッコ良くて。兄もランクルプラドに乗っていて、僕も大きいクルマに乗りたいと思っていたので、それからずっとFJクルーザーを欲しいと思ってました」
　20歳の時にその夢は叶い、今年で所有歴も6年目。徐々にカスタムも施され、その個性はどんどん増している。
「まずフロントバンパーを換えているのと、3インチのリフトアップをしています。あとはタイヤを純正からマッドタイヤに換えました。フロントライトの横にワークライトをつけています。FJクルーザーはいじりたくなるクルマだし、そうすることで愛着もさらに沸くんです」
　宇都宮さんがFJクルーザーに惹かれる理由はやはりデザイン面だ。かつての人気クロカン四駆ランドクルーザー“ヨンマル”を彷彿とさせるフロントマスクなど、レトロテイストを醸すエクステリアはFJクルーザーの大きな魅力。加えて観音開きリアドアなど、ライバルにないギミックで遊び心も見せる。
「やっぱりカッコイイ。走っていても目を引くところもあるし。あとはカスタムでも人によって個性が出せる。自分のやりたいことがたくさんできるのも良い」
　FJクルーザーはH30年に惜しまれながら生産終了しているが、人気はその後も高まり続け、現在の中古車市場では当時の新車価格を上回る値付けがされたモノも決して少なくない。
　宇都宮さんにとってこのFJクルーザーはお気に入りの愛車であるだけでなく、家族と楽しむためのファミリーカーでもある。
「子供も一人なので特に不便も感じていないし、荷物もたくさん乗るので、そこはとっても良い」
　家族旅行やドライブはもちろん、一家団欒のアウトドアバーベキューをする時も出動。カッコ良くフル活用されている。

「荷物もたくさん乗るので、これで旅行も行ったり、 アウトドアにバーベキューをしに行ったりしています」と家族3人で楽しむカーライフ。奥様もこのクル マを運転する機会もあるという。

特にお気に入りのポイントは「どこから見ても良い んですけど、あえて挙げれば前から見た丸めライト」。 レトロテイストなデザインも個性が溢れている。

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