見出し画像

カバーカーライフ Mj1月号 より

新居浜市・家事手伝い
白石 和美さん(49)


1970年式 ホンダ N360
[ 所有歴 1年半 ]

中古車情報サイトMj(エムジェー)はこちら

「ハンドル触って“頑張って〜”と言うと
頑張ってくれるんですよ(笑)」

画像1

約50年前の軽四を愛車にし、悪戦苦闘も「とにかく可愛い」

「すごい勉強中です」
 ホンダN360を購入して約1年半。オーナーの白石和美さん(49)は、我が愛車に対し悪戦苦闘しながらも幸せなカーライフを送っているようだ。
「今はたまに友人の店に乗って行ったりするくらい。もうちょっと自信がつけばもっと乗りたいけど、まだ自分がそのレベルになっていないので。仲間と集まる時は心強いんですけど、まだ一人で乗る時は慎重になってます(苦笑)。私、運転が下手なので」
 軽自動車とはいえ、やはり50年前のクルマ。現代の軽四とはフィーリングは別モノとあって、運転技術はまだまだ修行の身だが、「とにかく可愛い。形にしろ、色にしろ。しかも小さいからなおさら可愛い」と愛情は溢れっぱなしである。
 出会いは一昨年に友人に誘われて旧車イベントに行ったことに始まったとのこと。
「イベントに行って火がついて。すると一緒に行った友人が去年の2月に旧車を買って、『え〜、買ったん!?』みたいな(笑)。で、その友人の知り合いがたまたまホンダN360を手放すという話を聞いて、興味があったので夫婦で見に行こうと思ったんです」
 それを聞いた旦那さんは「最初にその話を聞いた時は無理だろうと。僕も旧車の知識はなかったし、維持も大変なイメージがあったし。とりあえず見に行こうかという感じだったけど…」と当初は慎重な考え。しかし、いざ現車を確認してみると夫婦ともに完全に一目惚れ。迷わず購入を即決したという。
「それまで乗っていたのは普通のファミリーカー。でも子供が大きく育って、クルマを買い換えるタイミングでもあったし、夫婦で遊べるクルマがあればと思っていた」
 使うクルマではなく、楽しむためのクルマ。クセはあるけど、退屈とはほど遠い存在である。
「言うことを聞かない子供を育てている感じ。でも、ハンドルを触って、『頑張ってよ〜』って言うと頑張ってくれるんです(笑)」
 すべては愛情あっての関係性。目尻は下がったままである。

画像2

このクルマを手に入れたことで、同じ旧車好きの知り合いが増えたという白石さん。「みんなと走ったり、好きなことを共有できる感動が味わえるようになった」と楽しみはさらに広がったと話す。

N360リア

バックショットが白石さんのお気に入りのアングル。愛らしいデザインとグレーのボディカラー、そしてこぢんまりとしたコンパクトなサイズ感が絶妙。旦那さんのお気に入りはハヤシレーシングのホイールなのだとか。


中古車情報サイトMj(エムジェー)はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?