ポコちゃんとの出会い
こんにちは、アラカンのおかんです^^ コロナで経営していたゲストハウスのお客様がほぼゼロに😵日々悪戦苦闘しながらもほっこりしたものを書いていきたいと思っています😄
子犬のことが書かれていた
おかんは小学校1年の春休みに東京のとある街に引っ越しをしました。その記事は「昭和の街で大好きだった場所」でも触れています。小学校時代の作文に初めて飼ったポコのことが書かれていました。今日は子犬のエピソードにスポットを当てたいと思います。
子犬が産まれた
それはおかんが5年生になったある日曜日。おかんは母と同級生だった男の子の家に子犬を見に行きました。大工さんのその家で、飼っている犬が子犬を7匹産んだのです。おかんの家では前から犬を飼う約束でした。どの子がいいか決められなかったので、そのうちの4匹を連れてきて様子を見ることになりました。
家に着くと、母から犬の面倒を頼まれます。最初のうちは良かったのですが、そのうち一匹が「キャーウン、キャーウン」と泣き出すと他の犬も泣き出し始め、困り果てたおかんは、母の所へ行き「面倒を見れないから、お母さん見て」と言うと「そんなことを言うのなら返してきたら」と言われ困ったのでした。
ポコちゃん
こうして選んだ子犬は一番体格が良くて、つぶらな瞳をしていました。柴犬の雑種で毛並みは茶色です。「ポコ」と名付けられ、我が家の一員となりました。ポコは「お座り」や「お手」も順調に覚えていきました。番犬として飼われたのでいつも玄関の脇にいて、学校の帰りを待っていてくれました。ポコはおっとりしていて、めったに吠えない犬でしたが、悲しいことがあってもポコの目を見つめ、撫でていると安心したのでした。
失踪事件
こうして順調に成長したポコ。ある日、突然いなくなってしまいました。逃げ出したのです。近所を捜し回りましたが、どこにもいません。困り果てたおかんの家族はお隣の人に相談します。お隣はかつお節屋さんで、犬も飼っていたのです。とても賢い犬で人間の言うこともわかるようでした。お店をしていて忙しくしていましたが「捜してみます」と言ってくれたのです。相談してから何日も過ぎていきました。おかんの家族はみんな「もう見つからないだろう」と思っていました。
名犬吉報届ける
ところがある日、吉報が入ってきました。「ポコちゃんを見つけた」とお隣さんが言うのです。それも飼っている犬が見つけたということでした。遠い所で見つけたということで、夜、お店を閉めてから迎えに行くことになりました。用意されたのはお隣の車。「ええっ、車で行くような所で見つけたの」と驚いたのですが、お隣の犬も乗り込んで迎えに行きました。夜の車道を進んで15分くらいのところに「その家」はありました。何とポコは見知らぬ人の家で飼われていたのです。出てきたポコを見て「よかったー」と抱き着きました。こんなに遠い所で飼われていたポコを、お隣の犬が本当にどうやって見つけたかは今でも不思議です。
他にポコちゃんのことが書かれたエッセイです。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。スキやフォローもしていただけると励みになります。それではまたね。ばいばーい😃