オンボロ物件再生なるか第5話完結編
「建物の階段を上り詰めるとオンボロ物件であった」えっ、川端康成先生の「雪国」の書き出し「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」を真似したんですか?「はい、真似してみました😉」とまあ、そんなオンボロ物件も何とか部屋らしくなり安堵したおかん。しかしまだ次なるミッションが託されていました。「シェアハウスやったことないよ」の初心者おかんは次なる行動に出ます。
仕上げは大事大事
掃除、大工仕事、ペンキ塗りと地道に進んでいったリフォームもいよいよ大図目を迎えます。次なるミッションは、壁紙貼り、タイルカーペット貼り、水回り新設、家電設備、備品調達です。さあ、最後の仕上げです🏃🏻♀️
部屋のアクセントカラー
壁のベースは白と決まり、リビングと各部屋にポイントとなるアクセントカラーの壁紙はまだ決まっていません。3部屋それぞれの色で特徴を出したいと考えたのです。「水色、ピンク、パープル」まずはサンプルの壁紙を数社から取り寄せました。「これでもないし、あれでもない」となかなか決まりません。物件に持って行って合わせてみます。このシェアハウスは女性専用にするので女子が好きそうなカラーを選びました。ピンクは本当に最後まで悩みました。ピンク自体使ったことがなかったのです。微妙な色合いで部屋の印象は変わってきます。あまり薄い色だとぼやけてアクセントになりません。パープルはペンキで塗ることに。リビングもパープルのベースに小さな小花のブーケが描かれているものにしました🤔
ド素人です
こうして選んだ壁紙は助っ人くんと貼っていきました。糊のついていない壁紙を採寸して切り、おかんが糊をつける係、助っ人くんが貼る係になりました。二人とも慣れないド素人。思った以上に日数がかかりました😅
タイルカーペットって
何だかんだで、貼り終わった壁紙。今度はタイルカーペット貼りです。タイルカーペットは50センチ四方で裏はゴム張りになっています。これで階下への音の軽減にもなるし、汚れたらその部分だけ取り換えることもできます。何と言っても施工がしやすく、床に置いていくだけでいいのです。部屋は真四角ではなく、微妙に台形になっていたりで床に合わせてカットしていきます。さすが器用な助っ人くん。うまく作業を進めて無事に全室貼り終わったのでした😌
ぴかぴかの新品
水回りはネットで探した業者が2軒見積もりに来て、1件はお値段が高く、もう1件は連絡しても見積書はでませんでした。そこで助っ人くんに相談すると「卸業者を知っているから、そこで頼んだら」と言ってくれました。一般客は注文できないので、電気工事士の職人である助っ人くんの名前で注文することにしました。キッチンユニット、洗面台、浴槽、トイレ便器、ウオッシュレットです。お風呂は古いバランス釜で、手動式でカチャ、カチャと点火するものでした。これも新しい給湯器に換えて設備屋さんに工事を頼みました。これで給湯パネルのボタンを押せば、キッチンと洗面所からもお湯が出るようになったのです😄
やったー終わったー!!
こうしてリフォーム工事は終わりを告げました。家電は大手家電ショップから、エアコン4台は価格ドットコムから注文しみんなで運びました。ベッドや机、椅子、ダイニングテーブルはイケアで注文した組み立て品です。その他にもインターネット契約など様々でした。トータルで費用は250万円くらいとなりました。おかんの感想?それは「壁紙剥がしとペンキ塗りだけはもう絶対いやー」です😆🙌✨
タイトル画像はシェアハウスの水色の部屋です。天井は元、茶色の木で白のペンキ塗りに苦心したところ。窓横の両壁はコンクリートで壁紙剥がしの後のペンキです。
シェアハウスに住む人が快適に過ごしてもらえることを願って。
おわり
第5話まで続き「長過ぎる、早くまけ」とおかん編集局からの声もありましが、さいごまでお付き合いしてくださり、ありがとうございました。スキやフォローもしていただけると励みになります。それではまたね。ばいばーい😃
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