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【何切る】223356m445p34赤566s

23356m445p34赤566s ツモ2m(※見出し画像参照)

■何を切る?

何を切るか考えてから読み進めてください。
  
受け入れは下のようになっています。ただしチートイツを含まない形なので注意。チートイツを含めるとトイツを切らない打3sが受け入れ最大となります。ただしチートイ含みに受けても2シャンテンなので、チートイは狙わない方が良いでしょう。

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受け入れ枚数を確認した上で、もう一度考えてください。

打2mか打3mとする人が多いでしょうか?
この2mか3mという選択は悪くありません。というか上手です。
2233mという形を3枚構成に受けているからです。
これはウザク本でいうと『弱ターツ3枚構成理論』にあたります。「1つのブロックは3枚にしておこう」というものですね。
 
では、打2mか打3mで良いか?というと私はオススメしません。
私がオススメするのは、ズバリ打4pになります。
理由としては「三色を狙おうとすると、ほとんどのツモで次に4pを切ることになる」からです。

※三色を一切見ないという方は、2mか3mを切ってご退出ください。


■具体的例(次のツモ)で解説

具体例を見せた方がわかりやすいかも知れませんね。
出題の形から、打2mとした形で例を挙げます。

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ツモ4m → 4p切り。 345の三色を見る(受け入れ最大)

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ツモ7m → 4p切り。 タンヤオになりやすいように(受け入れ最大)

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ツモ3p → 4p切り。 345の三色を見る(受け入れ最大)

どうでしょう? 三色を狙おうとすると、ほとんどのツモで次に切るのは4pになるのがわかっていただけましたか?

補足として、出題の形から打4pとしてツモ4mの形を出しておきます。

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打2m or 打3m このように最初から打4pとしていれば、打2mと打3mの選択ができます。
ちなみにですが、ここから何を切るかは難しいです。
平面的な考えで直接のテンパイ形を見るなら打2m有利。実戦的な考えでソーズの変化を考慮するなら打3mも悪くないという場況に左右される形ですね。


■実戦ではその後こうなった

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実戦譜です。打2mとし、次巡7sを引きました。
前巡以上に悩ましいですねww
実はこれも前巡に打4pとしていれば、ここで打2mと打3mの選択ができ、345と456どちらの三色にも対応できたのです。

この1巡後の形と冒頭の形。この時点では、345か456、どちらの三色を狙った方が良いのか選べないのです。
ですが、どちらも狙える打牌こそが、打4pなのです。


■実戦でここまで考察できるか?

さて、ここまで読んで、こう思った人も多いでしょう。
「打4pの良さはわかった。でも実戦でここまで考察できないだろう?」

もっともですね。ですが、実戦でここまで考察する必要はありません。
それでも、コツさえわかっていれば、直感で4pが切れるのです。 
そのコツとは「迷ったときはリャンメン固定」です。

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これはウザク本1のコラムページですが、ここにあるように「複雑な形を残した方がいい」のです。
 
今回の形で言えば、「345か456三色かで迷った。ならばその部分をリャンメン固定してしまえ」というわけですね。


■打4pの弱点

ここまで打4pの良いところばかり書いてきました。
これではフェアじゃないので、打4pの弱点も書いておきます。

22m+33m+56m+45p+34赤5+66s
打4pの形を上記のようにブロック分けしてしまうと、6ブロックになってしまいます。

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例えば、ここへツモ6s。 ここから、リャンメンを活かして進めると余剰牌が出てしまいます(※4枚損)。
(※ただし、打6mとすれば余剰牌が出ない形に取ることも可能。まあ、普通は3m切りますけど。)


■まとめ

今回の形は、よっぽどの上級者でなければ、打4pをオススメします。
初・中級者は「形的には打2mか打3mだけど、ここで打4pとしておけばその後の迷いが少なくなっていい」、こんな感じでまとめておくのが良いでしょう。

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