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【何切る】89m1124赤557p23467s

89m112457p23467s ツモ赤5p (※見出し画像参照)

■何を切りますか?

ここで89mを落とす方も多いかと思います。
「メンツオーバーなので、一番弱いブロックを落とす」という5ブロック理論に基づいての対応ですね。

89m落とし自体は悪くなく、特に問題ありません。
問題ないのですが、ベスト打牌となると正解は打2pになります。


■何切る解説

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確かに2pが残っている状態で3pなどのピンズを引くと厚みが出ます。
(※左側が打9m、右側が打2p。上からツモ3p、ツモ1p、ツモ5p)

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ここだけ並べると、出題時点で左側のマンズを落とした形の方が良いように見えます。ただし、左側はマンズターツを落とすため、ピンズで「ヘッド+2メンツ」の計3ブロックを作ることが必須になってきます。
 
それに対し、右側は2pが残っていない代わりに89mのターツが残っているため、この時点でターツ選択ができるのです。
もちろん89mはペンチャンで弱いターツです、そのため、結局89m落としになる可能性は高いでしょう。ですが、ダイレクトに7mを引いてメンツになる可能性を残せるのです。
 

出題の牌姿に戻ります。

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ここまで、ツモ3p・1p・5pで説明しましたが、他の多くのツモでは結局2pが切られることになります。これは現状1pがヘッド候補として最有力なためです。
 
ならば、始めから打2pとするのが、選択肢の1つになるのです。
1pをヘッド固定してし、ダイレクトツモ7mによるメンツ完成の時間稼ぎ狙いですね。ツモ7mとくれば良し、来なければ1手進んだときにあらためて89mを落とすかを考えれば良いのです。
ダイレクトツモ7mだけでなく、下のようにツモ8mでマンズに厚みが出れば、7pを切っても良いし、1pトイツ落としで内に寄せても良いですね。

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「赤5pをツモりドラ1になった」「親番」、この2つも打2pが有利になる理由になっています。


■まとめ:アバウト麻雀理論 

POINT:ブロックを落とす場合、どこで残りのブロックを確保しなければならないかを、再度確認する。

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今回の牌姿のような場合、下記のようにブロック分けする方が多いかと思われます。
① 89m / 11p / 24p/ 赤55p/ 234s / 67s 
② 89m / 112p /45p/ 赤57p/ 234s / 67s 

ですが、下記のように大雑把に分けるのが良いと思います。
③ 89m / 11245 赤57p(2~3ブロック)/ 234s / 67s 
こんな感じでブロック分けすると、ピンズで3ブロック作るのは厳しそうに見え、打2pが選択肢として浮かんでくるかと思います。

POINT : 端よりのトイツを固定するテクニック
このテクニックは1ヘッドのときに使われることが多いです。
ウザク式では、2ヘッドの完全1シャンテンを目指して打ちますので、ヘッドが1つならトイツ固定してしまえというものですね。
(※ウザク本3『ウザク式麻雀学習 牌効率』の中で「端よりのトイツを固定するテクニック」とした扱っていますので、良かったらこちらも参考にしてください。(宣伝))

POINT : 即リーチが打つ形かどうかを考える。
「親か?子か?」「ドラのあるなし」は重要は判断材料です。
① 親番であれば愚形リーチが打ちやすい。
② 子でドラも無ければ愚形リーチが打ちづらい。
「愚形待ちになったとして、それでも即リーチを打つか?」を考えながら構えましょう。


■練習問題

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上はウザク本3、下はウザク本1より。
解答は出さないので各自でご確認をお願いします。
(※この記事を読んだ人なら簡単ですよね?)


■ネタ提供元


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