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【麻雀理論】愚形・愚形は6ブロックでもいい

■ 宿題

Mint :宿題、難しすぎました(´;ω;`)ブワッ
ウザク:難しすぎたよね、ごめんね。でも、めちゃくちゃ大事なとこだから自分でまとめた方が絶対良いはずだよ。

Mint :正直な添削お願いします( ´•௰•`)
ウザク:よくできてるよ。でも、これだとおそらく応用が効かないかな? 「愚形・愚形」じゃないケースはどうするのかわからないんだよね?
Mint :その領域までは、今の私のレベルでは無理です( ´•௰•`)
ウザク:では、それを解説していこう。


■ 前置き

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ウザク:今回の形これだよね? 実際はツモ6mだったんだけど、見づらいので並び替えたよ。

ウザク:最初にハッキリさせておくことがあるんだけど、「早いテンパイを組みたいだけなら5ブロック有利」になるんだ。
Mint :テンパイスピードなら打6m有利ってことですよね。
ウザク:そうだね。でも、テンパイスピードだけでなく、テンパイ時の待ちの良さも大事だから難しいところだよね。
Mint :できればリャンメン待ちでリーチをかけたいですからね。
ウザク:これに対し、打2mは愚形が先に埋まる確率を高める打ち方だね。
Mint :相対的に好形テンパイ率が高まるってことでいいですよね?
ウザク:その通り! そして手作りには、もうひとつ大事なものがあるよね?
Mint :打点ですか?
ウザク:そうそう。この形は手役が見えるよね?
Mint :三色ですね。
ウザク:13pはカンチャンなので弱いブロック。だけど、123の三色を狙うとするならば、通常の愚形より価値が高いブロックになるんだ。
 「三色のなりやすさ」という点で考えると、マンズの三色部分(223m)もリャンメンで固定した方が良いのはわかるよね?
 ちなみに、ここを固定することで13pターツの価値が少し上がるよ。
Mint :なるほど。三色を見えやすくさせることで、他の三色ブロックの価値が上がるってことですね。その発想は無かったです。
ウザク:と、いうわけで打2mは悪くないんだ。ここまでいいかな?
Mint :はい、大丈夫です。
ウザク:ちなみに、「でもいい」とか「悪くない」って言い方をするんだけど、こういう言い方をするときは「明確な正解がない(微差)」のときだから、ついでに覚えておいてw
Mint :承知しました(*´∀`*)


■ 本題

ウザク:ここからが本題。『愚形・愚形は6ブロックでもいい』これについて説明するよ。

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ウザク:牌姿を少し変えたんだけど、どこが変わったかな?
Mint :ヘッドが9mから9pになりました。
ウザク:こっちの方が応用しやすいから、こっちで解説するね。
Mint :この形はホントよく見ます(*´∀`*)
 
ウザク:一応、ブロック分けからやってみようか?
Mint :223+68m+13p+99p+23456s
 ソーズは2ブロック換算なので、6ブロックです。
ウザク:愚形ブロックはいくつある?
Mint :68mと13pの2つ。これを「愚形・愚形」と呼んでるんですね? 
ウザク:そう。ここが比較対象になっている。 で、「早いテンパイを組みたいだけなら」・・・ 5ブロックと6ブロックどっちが有利だった?
Mint :5ブロック有利です( *˙ω˙*)و 
ウザク:「早いテンパイを組みたいだけ」なら、「愚形・愚形」でも三色目のない68mを払えばいいってことだね。
Mint :「打点面を考えたら、打2mでリャンメン固定してもいい」ですね。 愚形を2つ残すことで好形テンパイの確率も上がります。
ウザク:完璧だ(*´ω`*) 別の言葉を使うなら、「ブロック選択で迷うときは6ブロック維持で、結論を先伸ばししてもいい」こうなるよ。
 
ウザク:打2mとした後に1pをツモってきたとする。ここでは何を切る?

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Mint :こうなったら、68mを払います。
ウザク:そう。愚形カンチャン(13p)に縦フォロー(1p)が着いたことで、愚形とは言ってもそこそこ強いブロックになったわけだ。こうなったら5ブロックに絞って進めるのがいいね。
Mint :「愚形・愚形」でも113pは見るからに強そうですからね。
ウザク:なお、113pのような形を「複合ターツ」と呼んでいる。ウザク本3『ウザク式麻雀学習 牌効率』に詳しく書いてあるので、時間があったら見ておくといいよ。

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■ 応用 「愚形・愚形」以外のパターン

ウザク:理解を深めるために「愚形・愚形」以外のパターンも見てみよう。
Mint :応用編ですね。

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ウザク:まずは愚形が1つしかないパターン。
Mint :これは、それほど迷わないです。68mを払います。
ウザク:正解。これは比較対象が「好形・愚形」になる。単純に5ブロック理論に基づいて、普通に一番弱いブロックを落とせば正解だね。「早いテンパイを組みたいだけ」でも愚形落としが有利になる「ハッキリした正解がある形」だよ。 
 

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ウザク:ではこの形は?
Mint :もしかして、「好形・好形」ですか?
ウザク:そう。これはかなり難しくて、上級者でも意見が分かれる。基本的には「早いテンパイを組みたいだけ」なら5ブロック有利。打点面を考慮すると、6ブロック維持の打7mもある。詳しくはウザク本3を見てね。

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Mint :宣伝乙です。でも本当に良い本だから、オススメですよ(*´∀`*)

ウザク:最後に今回使った牌姿を並べておくよ。「明確な正解」と呼べるものがない形もあるので、自分なりの答えを見つけ出すのに使ってね。

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Mint :後でまとめておきます。講義ありがとうございました(*´∀`*)


■ まとめ

・早いテンパイを組みたいだけなら5ブロック有利。
・ブロックの選択で迷うとき(「愚形・愚形」「好形・好形」)は、6ブロックで結論を先延ばししてもいい。
・あきらかに弱いブロックがあるときは、それを落として5ブロックに。


■ 練習問題 

練習問題(※すべて、ウザク本3より 解答は各自で確認のこと)

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■ 元ネタ 

※今回の会話形式は、G・ウザクが想像で書いたものです。
※実際にこのような会話があったわけではありません。

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G・ウザク
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