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最速上達!麻雀初心者が中級者になるために必要なコト③失点を減らそう

こんにちは。
今回のテーマは「失点を減らす(放銃を減らす)」です。麻雀はどんなにあがっていても放銃をしていては勝てません。

■安牌を探そう

放銃を回避するために把握しておきたい麻雀のルールが1つあります。それは「自分の捨てた牌ではあがれない」というルールです。
これを利用することで相手に振り込まない牌を探すことができますので相手からリーチを受けたらまずは相手の既に捨てている牌と同じ牌を捨てていきましょう。

■筋(スジ)と壁(カベ)

相手の捨てている牌と同じ牌がなくなってしまいました。そんな時に活用するのが筋と壁です。
①筋
麻雀で最もあがりの多い待ちとして両面待ちというものがあります。これは34や56といった階段の両側が待ちとなるものです。つまり
階段の片方が通っていればもう片方の安全度も高くなる、という読みの技術になります。つまり筋とは両面の待ちとなる組み合わせの1-4-7、2-5-8、3-6-9を指します。
例えばリーチの人の捨て牌に5sがあるとします。その際、2sと8sは筋となりますので比較的通りやすい牌となります。
ただし、8sが通っているからとって5sが通りやすくなるわけではないので注意が必要です。(2-5待ちがあるため)

②壁
壁は捨て牌と自分の手で4枚見えているものを指します。
例えば自分の手に8pが3枚、捨て牌に1枚あったとします。その場合8pが"壁"となりますので相手の手に8pが1枚もないことが確定します。したがって78での6-9待ちが否定されますので9pが通りやすい牌となります。(99と持っている場合はもちろん当たってしまいますので100%ではない)
またこの応用として"ワンチャンス"というものがあります。これは8pが自分から3枚見ている場合に指す言葉で残り8pが1枚のため相手が持っている可能性は低いから9pは通りやすい、といったものになります。
もちろんこれは壁よりも信頼度は下がりますのでワンチャンスばかりに頼るのも良くありません。

■裏筋とまたぎ筋

これは今まで紹介した安全牌を探すのではなく、逆に危険牌を探す時に必要となる言葉です。
①裏筋
例えば相手の捨て牌に「西中9s3m」と並べられていたとします。
裏筋とは9s:5-8sと3m:4-7mとなります。つまり捨てられた牌の1つ隣の筋です。これは「356」と持っている時や「679」と持っている時の3や9が早めに打ち出されることが多いため序盤の牌の裏筋が危険、と覚えておきましょう。(特にそれが真ん中に近い牌ほど可能性が高くなります)
②またぎ筋
先ほどの捨て牌の後、「西中9s3m5s2p(リーチ)」となりました。
またぎ筋とは捨てられた牌を跨ぐ形の筋となりますので
3m:1-4m、2-5m
5s:3-6s、4-7s
2:1-4p
となります。これはリーチの宣言牌に近ければ近いほど危険牌となります。
(223の形などはできるだけ最後まで取っておくため)
つまりこの捨て牌の形は1-4pがとても危険、ということになります。

■自分のあがりを目指すのか降りるのか

これは麻雀の究極の課題とも言えます。攻めるのか守るのか答えがあるわけではありませんが、初心者の方にわかりやすい基準をお伝えします。
○先にリーチを打たれたら・・・
①自分の手が2シャンテン以上(テンパイするためにあと2枚必要)なら降りる
②自分の手が2役以下なら降りる
③自分の手が4役以上あるなら攻める
④相手が親なら降りる
○鳴かれたら・・・
①染め手(混一色、清一色)でないか確認(1つの色を欲しがっているか)
②ダブ東、ダブ南でないか
③鳴いている相手が親でないか
①②③に該当しないなら攻める(あまり大きな失点にならないケースが多い)

今回もなかなか難しいと感じた方もいるかもしれません。麻雀はゲームの性質上4人のうち1人しかあがれないゲームです。つまり、4分の3は人のあがりとなるわけですので降りるという技術は非常に重要になってきます。
ある程度麻雀ができる方からすると初歩中の初歩の内容ですので、まずは暗記できなくてもぜひ頑張って理解してみてください。

次回
<執筆中>

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