最速上達！麻雀初心者が中級者になるために必要なコト②もっとあがれるようになろう

こんにちは。
前回の投稿では麻雀を始めるにあたっての本当に最低限の知識だけお伝えしました。今回はもう少しだけ深掘りしてみたいと思います。

■麻雀の流れ

麻雀では半荘（ハンチャン）戦と東風（トンプウ）戦という2種類があります。これは例えるなら1500メートル走と100メートル走のようなもので、半荘戦が長い戦い、東風戦は短い戦いと覚えてください。
麻雀には親（オヤ）と子（コ）があり、親の時はあがれば点数が1.5倍になるというボーナスがつきます。ただし、相手にツモられた時は子の2倍の点数を払わなければなりません。
この親を反時計回りに順番に行っていき、全員が2回やるまでが半荘戦、全員1回やるのが東風戦です。

■覚えてほしい役

前回の記事ではリーチとタンヤオだけ覚えてもらいました。
今回をそれに加えて最低限覚えてほしい手役を紹介します。
①役牌
字牌のうち役となる字牌がいくつかあります。3枚揃えた時点で役となります。
まずわかりやすいのが白、発、中ですね。
これはそれぞれ3枚いつでも揃えれば役となります。
次に東南西北（トンナンシャーペー）のうち、「場風」と「自風」と言って常に2種類が役になります。雀魂をやっていると画面中央にそれぞれの字が各プレイヤーに割り当てられているのに気付きませんか？それが自風となります。そして画面中央に書かれている「東○局」「南○局」といった表示、ここに書かれている東or南が場風となります。こちらも3枚揃えれば役となります。
②平和（ピンフ）
シンプルに言えば頭（アタマ）の2枚セット以外を全て階段形式で揃えることが条件となります。（階段形式のことを順子（シュンツ）と言います。）
そして細かいのですが最後の待ちは必ず順子の両サイド待ち（例：45と持っていて3、6待ち）でなければなりません（両面（リャンメン）待ちと言います）。35と持っている時の4待ちでは平和にはなりません。また①で説明した役牌が頭の時も平和にはなりませんのでご注意ください。
③ツモ
意外と忘れがちなのが「ツモ」です。誰の捨て牌からももらっていない（人の捨て牌をもらうことを「鳴く」と言います）状態で自分で最後の1枚を引いてきた時「ツモ」という役が付きます。わかりづらいのは鳴いている時であっても最後の1枚を自分で持ってきた時は「ツモ」と発声はするので、役になるツモと役にはならないツモがあります。

■牌効率の基礎

さて、ではせっかく打つならもっとあがりたいですよね？牌効率（ハイコウリツ）を少し勉強していきましょう。牌効率とはいかに効率的にテンパイできるかの知識となります。
①両面待ちは強い！強いところは固定！
34 　89
とあった時どちらがほしい牌を引いてきやすいでしょうか？一目瞭然ですね。34の方が2種類あるので「強い」です。

では少し牌を増やします。
334 　889
この形で1枚切らなければならないならどうでしょうか？
端っこの9とかを切りたくなりましたか？それは間違いです。
34は3がなくても十分強い形ですが、89は単独では7のみが受け入れ、889となることで7と8が受け入れになっています。このように弱いブロックを強くすることを優先しましょう。

②ターツ（ブロック）選択
1つの3枚セットor頭になりそうなところをターツもしくはブロックと表現します。最終的には3枚セットを4つと2枚セットを1つの合計5ブロックが必要になるので途中でいらないブロックは捨てていく必要があります。
2378m 23478s 89p西西　ツモ6m
こんな手があった場合手の中は6ブロックあると言います（23m/678m/234s/78s/89p/西西）
この場合は①でやった通り両面待ちは強いので残したい、西は頭になりそうなため8,9pを切っていくのが牌効率の正解となります。

③一番いらない牌はどれ？
今度はもっと序盤の配牌（手が配られた直後）のいらない牌を選択しましょう。
1458m244s35788p白白（東場南家）
こんな手がきた時、例えばブロックは以下のように分けられます
（1m/45m/8m/244s/35p/788p/白白）
明らかに浮いている牌がありますね？そう1mと8mです。
ではどちらを切るか。これはイメージしやすいと思いますが、8mは受け入れ（引いたらターツになる牌）が6、7、8、9と4種類ありますが1mは1、2、3の3種類だけです。つまりこの手は1ｍ→8mと切っていくのが正解となります。
端っこや字牌から最初は切っていきましょう。

■まとめ

今日の内容は少しだけ難しくなりましたね。
ごちゃごちゃ書いてありますが言いたいことは2つです。
・「階段だけ」と「字牌（の一部）」は役になる！
・牌効率は字牌と端っこを切って両面待ちをたくさん作れ！
ほら、簡単でしょ？
次回はもう少しだけ難しくなる・・・かも？

■次回
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