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はたあげ日記🚩 #2 vol.2
2回目の振り返りの続きです!
ファシリテーターに必要な4要素の3と4をまとめます✏️
ファシリテーターの4要素(3・4編)
3. 立ち振る舞い
ファシリテーターは、「どんな場にしたいか」によって立ち振る舞いを変える必要があります。「場」には3種類あり、それぞれによってすべきことも様々です。
①受容環境
心理的安全性が保たれた、否定されない、拒絶されない、本音を言える環境です。
この環境を創るためにファシリテーターがすべきことは3つ!
・伝える
→この場に「答え」や意見の優劣はないことなどを最初に伝える。
・自己開示
→まずはファシリテーターが自己開示する。開いた分だけ参加者の心も開かれる。
・受け止める
→賛成も否定もせず、話してくれたことに感謝するという傾聴の姿勢が理想的!
🍀ファシリテーター自身が自己開示するというのは普段意識できていなかった。確かによくわからない相手に対して自分のことを話そうという気にはならないよなあ。。ファシリテーターがしっかり自己開示すれば、参加者も「ここまで話して良いのか!」と思えそう。
②集中環境
参加者が難しい問いにしっかりと向き合うために作る、集中し続けられる環境です。ファシリテーターがすべきことは2つ!
・問いかける
→問いに詰まっている参加者に、噛み砕いた問いを投げる。
話題がずれたら、本題の問いを投げて修正する。
・待つ
→問いと答えの間は考えているということなので、沈黙を恐れない。
考えている間なのかつまずいている間なのかよく見極める。
🍀待つのが苦手なので意識したい。勝手に「つまずいてるんだろうな」と思って色々話しかけちゃうし、沈黙って良くないことだと思い込んでいた。考えているのかつまずいているのかはどうやって見極めるんだろう。
③活性化環境
参加者全員の脳みそをフル活用し、活発な議論を生むための環境です。
ファシリテーターがすべきことはこちら!
・問いかける
→「参加者の脳をどうやって最大限に活用しようか」という発想で問いを投げる。
・整える
→参加者の答えを、要約や言い換えによってわかりやすく整理する。
・手放す
→場が十分に活性化したら、終わりの合図を出すまで主導権を手放す。
🍀言葉としてはわかるけど実行するのがすごく難しそう。。脳みそを活用できる問いってどう考えるんだろう?
主導権を手放すのもうまくできたことがない。。探究学習で高校生に進行をバトンタッチしたことがあるけど、「どうすれば良いですか?」と聞かれたり場が停滞したりしてうまく主導権を渡せなかった。活性化しきってないのに手放しちゃったのかも?
ここまで3つの場をまとめましたが、まずは受容環境を整えた上で、集中環境と活性化環境のどちらを創りたいかを考えることが大切です!
4. シミュレーション
シミュレーションの解像度でワークショップの成否が変わるため、5W1Hを徹底してシミュレーションすることが大切!
頭の中で様子が絵に浮かぶくらいシミュレーションすると良いです。
シミュレーションすべきなのは、最高の場合と最悪の場合です。起こることがその範囲内で収まるからです。
・最高シミュレーション
→準備から企画終了まで最もうまくいくケースのシミュレーション。
・最悪シミュレーション
→最悪の場合を想定し、その時どう対応するかを決める。
それをファシリテーターの共通認識として持っておく。
おわりに
ファシリテーターに必要な4要素をまとめました。
4要素の中にも細かい要素があって、ファシリテーターが考えるべきことは本当にたくさんあるんだなあと頭がいっぱいになります🤯
こんなにたくさんのことを意識できればうまくいくんだろうと思っていたら、講座の最後にこんな言葉がありました。
ファシリテーションにこれさえやっておけば良いという方法論はありません。
状況は1秒1秒変わり続けます。
その中で最適解を見つけ続けられる柔軟な応用力こそがファシリテーション能力かもしれません。
ペア実践を終えた今見ると、この言葉は本当にその通りだと感じます。ペア実践の前日に2人で時間をかけて流れをシミュレーションしたけれど、それでも当日になって気づくこと、想定通りにいかないことがありました。
シミュレーションをたくさんすることは本当に大事だけど、それと同じくらいその場の柔軟性もすごく大事だと感じています😌