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台湾旅行2日目① 〜台南の朝ごはん

台南2日目
寝坊からのスタート

アラームのかけ忘れで
乗りたかったバス出発後に起床

特に後ろの予定に支障はないので
次のバスで朝ごはんを食べに行く

6:43 台南市中心部(中西区)の道路




1.西羅殿牛肉湯

まずは日本の台南観光ガイドには必ずと言っていいほど載っているこちら

西羅殿牛肉湯の店構え


店内は意外と奥行きがあって、テーブルが10弱
7時ごろで客入りは半分ほど
自分たち以外に観光の日本人夫婦が1組
他はすべて地元のお客さんのよう

店に入って人数を伝えると
空いてるところご自由にどうぞのジェスチャー

「ジャポン?」と聞かれたのでイエスと答えると
わざわざ日本語メニューを渡してくれた
(メニュー撮り損ねた...…)

自分は見た目があまり旅行者っぽくないらしく
旅行中しきりに台湾語で話しかけられた
日本人ってわかると日本語メニューをくれたり
英語を使ってくれたりする
台北は特にだけど、台南でも旅行者だからといって嫌な対応とかは全くなかった


1)牛肉湯

牛肉湯(120元)と麻油牛肉湯(150元)で悩んで
結局オリジナルの牛肉湯

麻油は痺れるって意味の「麻」を使ってるから辣油的なものかな〜って思ってたけど調べたらごま油らしい。胡麻油→麻油か

書き込んだ用紙は店員さんまで渡しに行く
ここもほかのお店と同様、注文と同時に先払い

牛肉湯
牛肉
脂肪は少なめだけどしっとり


牛肉は全体にピンクみがかかっていて柔らかく
脂肪は少なめで肉の味がしっかりと感じられるタイプ
1日目の阿財牛肉湯と無名牛肉湯の間をとったような肉質・味

スープは明るい色
香味野菜の出汁のような奥深さがあって
1日目の2箇所より日本人の口に合いそうな慣れ親しんだ感じの味
日本人向けの観光ガイドによく載っているのにも納得

途中で店員さんが辛い調味料と醤油のソース(謎にとろっとしている)を小皿に分けてくれた
この辛いソースがおいしい
結構な辛さだけど乳製品のようなコクとまろやかさがある
醤油ソースは日本人にはあまり馴染みのないあま〜い醤油
これをスープに溶かすと一気に爽やかな辛さになっておいしい

辛いソースと醤油ソース


2)牛肉湯3カ所の中でどこが1番?

1日目の阿財と無名、今回の西羅殿のどの牛肉湯が1番おいしかったかという話題になったが、結局「好み」ということに
だってどこもおいしいから...…

3)肉燥飯

西羅殿牛肉湯では、牛肉湯を頼むと白飯か肉燥飯のどちらかがついてくる
2人とも迷わず肉燥飯

肉燥飯

肉の部分はなくて脂の部分のみ
ほかのお店と比べてかなり味が濃いめ
甘い醤油&スパイスしっかりのとろとろ脂ごはんと、あっさりめの牛肉湯の組み合わせは最高

逆に単体だと「スープ欲しい!」ってなりそう何事もバランス

2人とも牛肉湯と肉燥飯


2人で240元(この時のレートで1150円ほど)
大満足


4)おまけ

となりのハンバーガー屋さんも超気になる
なんなら西羅殿牛肉湯より混んでいる...…

そういえば、異常にモスバーガーが多いことも気になる
マックより断然モスの方が多い

となりの美味美活力早餐


2.阿憨鹹粥

西羅殿牛肉湯から徒歩3分くらいのところにある阿憨鹹粥
サバヒー粥(虱目魚肚粥、170元)が有名なお店
店内は倉庫っぽくてとても広い(テーブルが20席ほど?)
天井も高くて開放的
イメージで言ってるけど市場感ある

ここにも自分たち以外に1組日本人の方
登校前と思われる制服姿の学生さんもいた

阿憨鹹粥の店構え 大きい看板が目印


店員さん、自分たちが観光客と察すると「名物のお粥?」と壁のメニューを指差して聞いてくれた

壁のメニュー
右2つのサバヒー粥とサバヒー湯を勧められた


1)サバヒーってなんだ...…?

単純に、サバヒーってこれまで食べたことある魚のなかでどれに近いんだろうと気になり調べてみると

サバヒー(虱目魚、Chanos chanos、ミルクフィッシュ):ネズミギス目サバヒー亜目サバヒー科サバヒー属、サバヒー科唯一の種

唯一の種...…


2)虱目魚肚粥

注文から1分も立たずにサバヒー粥到着
そういえばここはまだ代金支払ってない
忘れられてるのか後払いなのか
たぶん忘れられてる

虱目魚肚粥
身はしっとり柔らかく癖はない


初サバヒー、すっごく好き
脂の乗ったしっとりした白身
骨は丁寧に全て取り除かれている
事前に調べた時のネット記事では癖があるとのことだったんだけど、全然癖はない

癖があると言われてみれば、脂由来の乳感がそれに当たらなくもないかなあという感じ
だけどこれを癖ある認定すると
癖のない魚なんてなくなっちゃう

要するに、記事書いた人が食べ慣れてない味を「癖」と表現しちゃっただけなんじゃないかな

身と甘い皮の脂

皮と身の間の脂は、テクスチャーは魚の脂なのにびっくりするくらい豚の脂の味に近い
好きな人はハマる味だと思う
自分はすっごく好き

味付けは塩だけなんだろうなという味
魚の強い旨み+脂由来の乳感のある塩味のスープ=すごくおいしい

サバヒーのつみれ食べてみたいな
絶対においしい

小ぶりの牡蠣

小ぶりの牡蠣が4、5粒入っていた
これがまた魚の出汁の効いたお粥と合う

日本では見かけない小ぶりの牡蠣はメジャーなようで、スーパーや朝市などいろんなところで見かける

ここでも途中で店員さんが、豆の入った調味料と醤油を小皿に分けてくれた

卓上の調味料を店員さんが勧めてくれた

調味料加えてもおいしい
豆の調味料はなんなんだろう
酸味と甘味のシンプルな調味料だった
黒酢と砂糖に大豆をつけたものかな

虱目魚肚粥を2つで340元(この時のレートで1625円ほど)

正直、ここまでで1番リピしたいと思った
大満足


3)次来たときは

今度来たら魚皮というメニューを必ず頼もうと思った
サバヒーの皮の部分がほんとおいしかったので

虱目魚香腸は、豚肉とサバヒーの腸詰めらしい
絶対おいしいよ...…

ここのメニューには見当たらないけど
夜市で食べ損ねたサバヒーフライも食べたいし
食欲は尽きない

ほかに、学生さんがおいしそうに食べていた狀元魚臊飯も気になった

壁の広告① 狀元魚臊飯
壁の広告②


台湾旅行2日目② 〜台南観光」に続く